モウリーニョがバロンドール論を語る「CLやW杯を獲ったからで...の画像はこちら >>

レアルに復帰したモウリーニョ監督 photo/Getty Images

「タイトルだけで決めるべきではない」

ジョゼ・モウリーニョが、バロンドールの選考基準について持論を展開した。レアル・マドリードを率いるポルトガル人指揮官は、チャンピオンズリーグやW杯を制したという理由だけで受賞者を決めるべきではないと主張。

「プレイを終えたときに、永遠に恋しくなるような選手こそがバロンドールにふさわしい」と語った。

モウリーニョは29日、記者会見でバロンドールについて質問されると、歴代の名選手たちの名前を次々と挙げた。

「バロンドールは、プレイを終えたときに、私たちが永遠に恋しくなるような選手の一人でなければならない。マラドーナ、ロナウジーニョ、ロナウド、クリスティアーノ、メッシ、ジダン、マテウス……」

アルゼンチンのディエゴ・マラドーナ、ブラジルのロナウジーニョ、ロナウド、ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド、アルゼンチンのリオネル・メッシ、フランスのジネディーヌ・ジダン、ドイツのローター・マテウス。モウリーニョは、時代を代表するスターたちを「特別な選手」の例として挙げた。

そのうえで、タイトルの数だけを基準にすることには否定的な姿勢を示した。

「CLやW杯で優勝したからという理由だけで、選手にバロンドールを与えることはできない」

今季はW杯を制したスペイン代表や、CLを制したパリ・サンジェルマンの選手たちがバロンドール候補として注目されている。しかし、モウリーニョは「優勝を評価したいのであれば、ルイス・エンリケやデ・ラ・フエンテに与えればいい」と、指揮官の仕事を評価すべきだとの独自の考えを示した。

また、バロンドールには「政治」が入り込むことがあるとも指摘。「政治が入ってくると、私はあまり好きではない」と語った。

現時点でバロンドールを巡っては、W杯やCLでの実績をどこまで重視するのかが大きな焦点となっている。実際、過去のバロンドールでも、大会タイトルや個人パフォーマンスを巡って議論が繰り返されてきた。


そんななか、モウリーニョが示したのは、単純なタイトル獲得数ではなく、「その選手がサッカー界にどれほど特別なものを残したか」という視点だった。

メッシやC・ロナウド、ロナウジーニョらを引き合いに出したモウリーニョ。現役選手の中で、将来「引退したら永遠に恋しくなる」と感じさせる存在は誰なのか。バロンドール発表を前に、指揮官の独特な選考基準が注目を集めている。

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