「最高のゲーゲンプレスをする選手の一人だった」クロップが元教...の画像はこちら >>

ドルトムントでは指揮官と選手として共闘したクロップと香川 Photo/Getty Images

「フロはただ自分のプレイをすればいい」

ドルトムントやリヴァプールの監督を務め、先日にドイツ代表の監督に就任したユルゲン・クロップが、所属クラブで苦戦を強いられるMFフロリアン・ヴィルツについて、かつての教え子である日本代表MF香川真司を例に挙げて助言を送った。

昨夏にレヴァークーゼンから1億1600万ポンドの移籍金でリヴァプールに加入したヴィルツ。

レヴァークーゼンでは197試合で57ゴール65アシストを記録する活躍を見せ、リヴァプールでも同様の活躍が期待されていた。しかし昨シーズンはリーグ戦で5ゴール3アシストにとどまり、期待に応えられず苦しいシーズンとなった。

所属クラブで苦戦を強いられる中、クロップ監督は『Sky Sports』で同選手について言及。「リヴァプールは彼をチームに組み込む方法を学んでいくと思うし、フロ(ヴィルツ)はただ自分のプレイをすればいい。それが重要なんだ」と、ヴィルツがリヴァプールで自身の力を発揮できる形を見つけることが重要だとしたうえで「私はいつか彼にそれを実現させてあげたいと思っている。ただ、我々のチームでプレイしたいのであれば、ゲーゲンプレスは欠かせない」と、代表チームでプレイするための条件を示した。

クロップ監督のスタイルの代名詞ともいえるゲーゲンプレス。その適応の仕方について、ドルトムント時代の教え子である香川の存在を引き合いに出し、次のように語っていた。

「私は10番のポジションで香川真司と一緒にプレイしていた。彼は一度もデュエルを仕掛けなかったが、それでも私がこれまで指導した中で最高のゲーゲンプレスをする選手の一人だった。重要なのはフィジカルの強さではない。そこに貢献しようとする意欲があるかどうかだ」

クロップ監督はヴィルツについて「サッカー選手としては、私にとっても、ほかの誰にとっても疑いの余地がない」と評価。
そのうえで、選手の特徴を生かすためには「才能や選手を、彼らが最も力を発揮できる形でチームに組み込み、最も機能するポジションに置くこと」が監督の仕事だと語った。
 
そしてヴィルツへの助言として「彼は、監督が外したくないと思うようなプレイをする必要がある。それが現実だ。我々にはそこを助けてあげることはできない」とコメント。最終的には、ヴィルツ自身がピッチ上で結果を示すことが必要だと説いた。

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