
毎年買う。
さて、コネタ「宝くじの残りに当たりがあったらどうなるの?」にもあったとおり、1等の当選確率は1,000万分の1。「万が一」のさらに千倍当たらないのだが、どうもピンとこない。そこで宝くじをいろんなものに例えて、どのくらい「当たらない」のか実感してみることにした。
○宝くじ1,000万枚を敷き詰めてみる
宝くじの大きさを測ってみよう。縦7センチ×横15センチ。これを1,000万枚敷き詰めたらどうなるか。面積は7×15×10,000,000=105,000平方メートル。これを東京ドームの面積46,755平方メートルで割ってやると、2.25という答えに。東京ドーム2個と4分の1に宝くじを敷き詰めると、その中に1枚だけ1等があるのだ。
○宝くじを米粒に例えると
米粒1,000万粒の重さを計算してみよう。
○宝くじをイナゴに例えると
筆者宅の冷蔵庫に、たまたまイナゴの佃煮があった。
カップ半分(90cc)にイナゴを詰めてみたところ、44匹入った。イナゴ1,000万匹ではどのくらいの体積になるのか。90÷44×10,000,000=20,454リットル。家庭用のお風呂1杯が大体200リットルだから、お風呂100杯分のイナゴの中に、1匹だけ1等イナゴがいる計算。想像してたら気持ちが悪くなってきた。
○宝くじをトイレットペーパーに例えたら
宝くじの横の長さは15センチ。
日本人のトイレットペーパー消費量は年間およそ50ロール。1ロールの長さはシングルの場合60メートル。ここから計算すると、15×10,000,000÷100÷(50×60)=500年。500年間宝くじでお尻を拭き続けると、1等のくじに出会うことができる。そのままうっかり捨てちゃいそう。何代かかるやら。
今年も早々にバラを10枚買ったのに、こんな計算をしていたらちっとも当たる気がしなくなってきた。ちゃんと仕事しようかな。
(R&S)