最近、家で食事をする、いわゆる「内食」志向が高まっている。それに伴って、調理器具などにもこだわる人が増えているが、“食器”も料理の大切な要素のひとつだろう。
料理は舌だけでなく、五感で味わいたいもの。見た目が華やかだと、それだけで味もひときわ美味しく感じられるのではないだろうか。

そんな内食派にとって嬉しいお店が本日20日、東京・銀座にオープンする。60年以上の歴史を誇る老舗洋食器ブランド、鳴海製陶株式会社(以下NARUMI)が手がけるコンセプトショップ「DIECI GINZA」(ディエチ ギンザ)だ。実はここ、一般の人でもプロ仕様の食器を購入できる珍しいお店なのだ。

同社のプロライン(業務用)の食器は、国内だけでなく、海外、とくにアジアや中東でも高い人気を誇り、多くのホテルやシェフが愛用している。
盛り付けの映える優美な曲線など細部までこだわったデザインに加え、バラエティに富んだサイズ展開も魅力。業務用といってもこの店では1枚、1客から買うことができ、ギフトにも最適だ。

そして注目は、店のオープンにあわせて発売されるミシュラン3つ星シェフ、ジョエル・ロブション氏とNARUMIのコラボレーションシリーズ。折り紙をモチーフにしたという「プリアージュ」ラインは、薄く軽い質感が特徴。たとえば「オリガミトレイ」と呼ばれる器は、スープやソースが美しい星型に残り、食べ終わったあとにも新鮮な感動を与えてくれる。

店内はDining(ダイニング)、Living(リビング)、Gallery(ギャラリー)の3つのエリアにわかれ、10人までもてなせる大テーブルを設えたギャラリーコーナーでは、絵付け教室やシャンパンのテイスティングといったイベントも開催していく予定だそう。
また、11/30までの11日間はオープンニングフェアとしてオリジナルデザインのロゴ入りマグカップの販売やノベルティプレゼント(※対象は3,150円以上購入の先着300名)などもある。

多くのプロに選ばれてきたNARUMIの食器たち。実際に使ってみれば、料理がより美味しそうに見えるのはもちろん、もっと料理の腕を磨こうという意欲も自然とわいてくるかも!?
(古屋江美子)