毎年言ってる気がするが、やっぱり言わせてください。今年の冬は、寒い! というわけで、例によって服を何着も買い込みました。
アウター類からニット系から、それこそ帽子や手袋などのアクセサリー類も。
……あぁ、いっぱい買っちゃった。こうなると、我ながらある事に気付くんですよね。なんか色みが偏ってるな、と。黒とかグレーとか、暗めのカラーばかり。まぁ、自然とそうなってしまうんでしょうね。

なんて納得しているのは、大間違い。冬だからこそ、目立たない色が危ないのです。特に、夜道。車やオートバイから、存在を認識されにくくなってしまう。

というわけで、このアパレルブランドに注目してみました。その名は「Hikari」。
ちょっと、音読みしてみてください。ヒ・カ・リ。
そうです。このブランド、ピカっと光るアイテムばかりを扱っているのです。何しろ、あの「JAF」が起ち上げたというのだから。商品のどこかに反射材を使用しているから、車のライトを受けて光を放つらしく。
反射フィルムを加工した糸を、織生地や編生地に活用しているのです。
「“交通安全=反射素材”を普及するために起ち上げたブランドです。日頃から身に着けてもらえるようなオシャレなアイテムを展開しています」(JAF・担当者)
反射素材を作る「(株)丸仁」(福井市)が、交通安全のために反射する編み糸・リフレを開発、JAFと共同して販売を開始したことが全ての始まりでした。その後、2011年に手作り用品として編み物キットを販売し、遂には反射材入りのオリジナル商品の開発にも着手。2012年からは『反射材入りニット帽子』(一般価格9,880円)と『反射材入りニット手袋』(一般価格6,300円)の販売が開始され、同時にブランドも本格始動と相成りました。
「今年の秋に出した『Hikariスヌード』や、冬に発売したばかりの「Hikari×ROOTOTE フェザールー(トートバッグ)」は特に人気で、完売してしまいました」(担当者)

そんな同ブランドの、主なユーザー層について。
必ずしもJAF会員層と被ってはいないようです。
「JAF会員は男性が多いのですが、だいたい男女半々くらいの割合になっています」(担当者)
購入者からは「温かくて肌触りが良い」、「オシャレ!」、「親や子供へのプレゼントにした」といった反響が寄せられているとのこと。

今までに6アイテムが発表されていますが、個人的には『Hikariストレートジーンズ』(一般価格10,800円)が気になるかなぁ。だって光を照らせば、ジーパンが反射してくれるんですよ? 言わば、“光るジーンズ”。比喩表現ではなく、本当に光ります。
(寺西ジャジューカ)