3月29日リリースされた藤原さくらの両A面2ndシングル『Someday / 春の歌』より『Someday』のミュージックビデオが公開された。同曲は4月2日から彼女が出演するBSフジ『ポンキッキーズ』のエンディングテーマとなる。
ファーストシングル『Soup』のMVでも組んだ大喜多正毅監督による映像は『Soup』の家庭的な雰囲気から一変、立体紙芝居を用いて童話の世界を思わせるものとなった。

福山雅治主演の月9ドラマ『ラヴソング』(2016年4月期)でヒロインに選ばれて一躍注目された藤原さくら。その主題歌『Soup』や劇中歌『好きよ 好きよ 好きよ』などを担当した。さらにこの春公開される映画『3月のライオン(後編)』(4月22日公開)の主題歌『春の歌』を歌う。『春の歌』についてはスピッツの名曲をカバーするだけにプレッシャーもあっただろうが、持ち前のハスキーボイスで“藤原さくら”なりに歌い上げた。

歌い始めた頃は低い声にコンプレックスを持った時期もあるが、ボーカルスクールの先生から「ブルージー」で良いと言われたのをきっかけにハスキーボイスを生かそうと思えるようになった。
彼女自身がそうした道を乗り越えたのだから、『Soup』や『春の歌』を聴いて一部から「声が嫌い」という反響があっても不思議はないのかもしれない。その一方で彼女の歌声に魅了される人も増えている。

YouTubeでMV『藤原さくら「Someday」(short ver.)』が公開されると「声が本当にすごいと思う…」「なんだろう、この心地よい感じ。本当に素敵な歌声だ…」「ギターも歌も相当良いね。最近の邦楽ミュージシャンで一番良いと思う」など好評コメントが多い。さらには「なんかさくらちゃん前よりめちゃ可愛くなった!」「可愛いし、歌声素敵だし、何よりSomedayめっちゃいい曲で、大好きです!」という声まで出ている。
そろそろ“藤原さくら”の心地よさが浸透してきたようだ。



出典:https://twitter.com/MammothSakura
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉