「新アシスタントは誰?」 ネットでは予測が飛び交っていた


いきなりですが、春は出会いの季節です。それはさておき、3月9日に行われた『A-studio』(TBS)の収録(3月31日&4月7日放送分)を見学に行ってまいりました。

なぜかと言うと、この収録回から同番組の9代目アシスタントが登場するから。

「『A-studio』アシスタントのポジションについて、近年はこれから伸びていくであろう女優さんの登竜門的な見方をしてくださる方も大変多く、ネットでも『次のA-studioのアシスタントはどの女優さんになるか?』と予測をしてくださる方もいらっしゃいます」(『A-studio』酒井祐輔プロデューサー)

では、今までの歴代アシスタントを振り返っていきましょうか。
初代アシスタント:小泉深雪(モデル)……2009年4月10日~2010年3月26日
2代目アシスタント:IMALU(タレント、アーティスト、モデル)……2010年4月2日~2011年3月25日
3代目アシスタント:SHELLY(モデル、タレント)……2011年4月1日~2012年3月30日
4代目アシスタント:本田翼(モデル、女優)……2012年4月6日~2013年3月29日
5代目アシスタント:波留(モデル、女優)……2013年4月25日~2014年3月28日
6代目アシスタント:山下リオ(モデル、女優)……2014年4月4日~2015年3月27日
7代目アシスタント:早見あかり(女優)……2015年4月3日~2016年3月25日
8代目アシスタント:森川葵(女優)……2016年4月1日~2017年3月24日

ファンの予測が飛び交う中、新アシスタントとして登場したのは、モデルのemma(エマ)さんでした!
ネット上で予測飛び交っていた「A-studio」9代目新アシスタントemmaの笑顔に息を呑む
(c)TBS

インタビュアーとしての笑福亭鶴瓶


生で見たemmaさんの異常な可愛さにはのけぞりそうになったのですが、その前にせっかく見学させていただいた番組収録の感想を。この日は1本目のゲストがウエンツ瑛士さん、2本目のゲストが三浦貴大さんでした。そして、1本の収録には1時間を掛けていることが判明。
ネット上で予測飛び交っていた「A-studio」9代目新アシスタントemmaの笑顔に息を呑む
(c)TBS

鶴瓶さんといったら『パペポTV』などでおなじみ、なかなかオチに行き着かない寄り道だらけの“鶴瓶噺”を思い浮かべてしまうのですが、それは健在でしたね。非常にうれしき今回の発見だったし、30分に収めるため編集さんが綺麗にまとめてくださっているのだなぁと……!

そして、鶴瓶さんがゲストの深い部分を掘り出す手法について。あらゆる角度から質問を連発しつつ、時には雑談に持ち込んで話を広げてみたり、本当に優秀なインタビュアーを見てるようでしたよ! いやぁ、勉強になります。


そして、新アシスタント・emmaさんの仕事ぶりについて。ゲスト呼び込み前、鶴瓶さんとのトークで「ウフフフッ」「アハハハハッ」と笑いが止まらなくなり「ええ笑顔やなぁ(笑)」としみじみ言われたり。三浦さんと2人だけでトークさせられるよう言われて激しく照れたり、予想以上に愛らしい! 宣材写真を見るとかなりのクールビューティーに思えたので、そのギャップには驚きでした。

新アシスタント・emmaのお顔の小ささと笑顔にのけぞる


というわけで、初の収録を終えたemmaさんが会見部屋へとやって来ました。モデルさんを見た時の「顔、小っちゃい!」という褒め言葉は手垢にまみれててあまり使いたくないのですが、それでも使わざるを得ないほど顔が小っちゃい! なんでしょうか、このお人形さんは……。その姿が視界に入った時、思わず息を呑んでしまいました。

酒井P 『A-studio』、お陰さまを持ちまして番組開始9年目を迎えることになりました。
ちょっとセットの方も模様替えをしたり、番組のタイトルロゴのデザインを変えたりして、気持ちも新たに2017年度お送りしようとしております。番組のアシスタントのポジションに関して、近年はこれから伸びていくであろう女優さんの登竜門的な見方をしてくださる方も大変多く、我々も「この方がいいんじゃないか」とお願いした方がその後、例えば波留さんが朝ドラの主役になったり皆さん活躍してくださったり。そんな中、ここらで女優さんに限らず幅広いところから新鮮な風を番組に吹き込んでくださる方を見つけてみるのも面白いかなあと思っていたところにちょうどお会いしたのがemmaさんでした。emmaさんはこれまで「ViVi」の専属モデルをされていて、テレビの経験はほとんど……
emma ないです……。
酒井P バラエティの実力としては未知数だったんですが、お会いさせていただいたらとてもほがらかで……
emma (照)
酒井P 感じのいい方で(笑)。僕らが一番印象に残ったのは、常に笑顔なんですね。

emma (照笑)
酒井P おそらく彼女、にらめっことかすごい苦手だと思うんですけど(笑)、
emma (笑)
酒井P 話していると自然と笑みがこぼれてしまうような、非常にほがらかな方です。なおかつ、北海道出身の田舎の女子高生だったんですよね?
emma はい。
酒井P ファッションに興味があって、東京に出てきたという。そういうベースも含めて、素朴さを持ちながらファッション性も高く、“上品な愛嬌”というのをとても感じたので、この番組との相性もいいかなと思いまして、お願いすることにいたしました。で、今日やってみていただいて、僕の感想としては非常に最初からお上手。
emma (謙遜した表情)
酒井P この番組の大きな仕事としてはゲストの方の呼び込み、紹介して送り出しをしてというものがあるんですけど、「なんでこんなに上手にできるんだろう?」っていうくらいに“素人感”がなかったんですよね(笑)。

emma (照笑)
酒井P その一方で、自分を出すということがまだまだこれからなのかなと思います。きっとこれから番組に慣れてくれば本人らしさが出てくるんじゃないかなと思ってまして、その後を非常に楽しみにしています。鶴瓶さんとは今週の月曜日に初めて取材の席で会ったんですけど、もう最初っから打ち解けて。
emma はい(笑)。
酒井P それは、僕らの狙い通りでした。鶴瓶さんにも、これからいらっしゃるゲストの方にも、視聴者の方にも、可愛がってもらえるアシスタントの方になってくれるんじゃないかなと思っています。

――まずは、『A-studio』のアシスタントに決まった率直なお気持ちを。
ネット上で予測飛び交っていた「A-studio」9代目新アシスタントemmaの笑顔に息を呑む
(c)TBS

emma 率直な気持ちは、本当に純粋にうれしかったっていうのが大きくて。でも、今までアシスタントは女優さんがやられていますよね。私は普段から『A-studio』を観てもいたので、「私、演技もやってないけど大丈夫なのかな?」っていう不安も少しあって。あとテレビも全然経験としてはなくて、決まったって聞いた時にすごくうれしいという気持ちの反面、「大丈夫かな?」って思ったんですけど、でも今までは雑誌だけをやってきてて、新たな仕事や新たな自分に出会ってみたかったので、決まった時は純粋にうれしかったです。
――今日、2本の収録を終えましたけど感想はいかがでしたでしょうか?
emma あんまり意外と緊張はしてなかったんですけど、本番で扉の裏に行った瞬間に一気にうわっと緊張して頭が真っ白になりました(笑)。
あと、「カメラはどこ見ていいんだろう?」とか、そういうのも全然初めてなのでドキドキしてました。本番前に鶴瓶さんからも「緊張なんかしないでただ楽しめばいいから」って声を掛けてもらって、だから純粋に楽しみました。すごく贅沢な立ち位置でいさせてもらってると思うので、楽しかったです。

鶴瓶の私服はお洒落


――共演する前に抱いていた鶴瓶さんへの印象と、実際にお仕事してみての鶴瓶さんへの印象で何か変わった点はございますか?
emma お会いするまではテレビでしか見ていなかった方だったので。テレビの印象だとすごく優しそうで、すごく大らかで……というイメージがすごくあったんですけど、実際にお会いして本当にイメージ通りだったし、あとすごく自然な方だなと思って。こういう言い方が合ってるかどうかわからないんですけど、圧を感じないといいますか、初めて会った時にすごく好きになりましたし「また明日、鶴瓶さんに会うのが楽しみだな」と本当に思って。あと個人的には、鶴瓶さんがすごくお洒落でびっくりしました(笑)。
(一同笑)
emma 「こんなにお洒落なの?」って。衣装だと思ってて「あぁ、お洒落だなあ」と思いました(笑)。
――理想や参考にしているアシスタントの方はいらっしゃいますか?
emma 今までの過去の『A-studio』のアシスタントの方、一つ前だと(森川)葵ちゃんがやられたりして。参考っていう言い方が合ってるのかわかんないですけど、過去の『A-studio』をすごく観ました。もともと毎週録画もしてるので、2年前のとかもまだ残ってたりして「この人はこういう感じでやられてたんだなぁ」と勉強というか、参考にしました。
酒井P アシスタントに決まってから観返して、研究してくれたんですか?
emma 観返しました。「撮ってて良かった!」って思って(笑)。
――もともとファンでご覧になっていたということで、番組ではゲストの事前取材をなさるじゃないですか? 実際に中に入ってみて、驚いたことはございますか?
emma 「鶴瓶さんがここまでやってるんだ!」っていうのにすごく驚きました。今まで『A-studio』を観てたので鶴瓶さんが行ってるのは知ってたんですけど、「こういう感じで普通にしゃべってるんだ」って。取材っていうよりも、お話をしている。こういう感じに、本当に自然にラフな感じでやられてて、それがすごいびっくりしました。鶴瓶さんの自然体なところが見れて「こういう感じにやるんだ!」って思いました(笑)。
――今までテレビに出る機会がそんなになかったということで、たぶん視聴者の方も「どんな子かな?」とすごく気になると思います。酒井プロデューサーから「笑顔で愛嬌がある」というお話もありましたが、ご自身から「私はこんな子よ」と教えていただければ。
emma 初めて会うスタッフさんによく言われるのは、雑誌だけのイメージだと「怖そう」って言われるんですね。普段、雑誌でもニッコリ笑うこともそんなにないので。あと、ボーイッシュな格好をしたりとかクールなイメージを持たれることが多くて。でも会うと「こんなにしゃべるんだ!」「こんなに笑ってくれるんだ!」って言われて、そのギャップに私も驚くんです。自分の性格は……面倒くさがり屋です(照)。
――ハハハハハ!
emma アハハハ! いいところは……明るいって言われます! 自分ではあんまりわかんないんですけど、「明るい」とか「元気」とか「笑顔」とか言われるんですけど、自分では意識して笑ってるつもりもなくて、逆に自分で「笑いすぎたかなぁ」って思ったりすることもあったりして……。そう周りからは言われますね。
――先ほど「新しい自分に出会ってみたい」とおっしゃっていて、すごい好奇心がおありなんだろうなって思ったんですが。例えば新しいことを始める時って、物怖じしないで何も考えないで飛び込んでいくタイプと、走るにしても道具から揃える人とか、色々いるじゃないですか? そういう意味では、どんなタイプなんですか?
emma 私は前もって準備したいタイプで、飛び込むと基本、後から後悔するので。今回もそうなんですけどすごい資料読んだりとか、撮影もそうなんですけど前の日からすごい考え込んじゃうタイプで。でも、それは自分にとっては苦じゃなくて、考えて飛び込んだ方が自分的には本領発揮できる気がしてて、そっちのタイプですかね。
――楽しみにしてます。
emma ありがとうございます(笑)。
酒井P 今のお話伺ってたら、僕の方が意外でした。「感覚で飛び込んでいくタイプなのかな」っていうイメージがあったので、初回の収録に向けてそんなに色々準備してきてくれたとは知らなかったんで、すごく感激してます。
emma (照笑)

「今回の収録は……40点でした(照)」


――今日、初回の収録でしたけれど、ご自身に点数を付けるとしたら何点をあげたいですか?
emma 点数は……40点で(照)。エヘヘヘ! 100点満点で40点ですかね(笑)。まだ緊張もしましたし、カメラ位置とかあたふたしちゃいましたし、あんまり発言もできなかったので、初回は40点で、はい(苦笑)。
――じゃあ、次の収録はもうちょっと?
emma はい、100点目指します(笑)。
――一年後、『A-studio』を通してどんな女性になっていたいとか、成長した姿は考えていらっしゃいますか?
ネット上で予測飛び交っていた「A-studio」9代目新アシスタントemmaの笑顔に息を呑む
(c)TBS

emma もちろんアシスタント的という立ち位置としても成長したいですけど、旬なゲストの方に会ったりとかゲストのお友達だったりご家族に会って話を聞ける機会ってなかなかないので、そこで今まで自分にない感覚とか価値観を吸収して。そんなたくさんの方に会って吸収してたら最強になると思うので(照笑)、吸収してしっかり一年間『A-studio』を通して勉強をしつつ、成長してもっと素敵な女性になりたいです(笑)。

いつも笑顔だしほがらかだし、すでに十分素敵な女性だと思うのですが、これからの成長も見もの。この番組を巣立った女性は、その後、とてつもなく成長していますもんね……!
(寺西ジャジューカ)