今回の記事では芥見下々が週刊少年ジャンプで連載している『呪術廻戦』のあらすじをご紹介します。
『呪術廻戦』は2018年より連載開始。
仙台在住の高校生・虎杖悠仁が、両面宿儺(りょうめんすくな)の指を食べた事をきっかけに、呪術同士のバトルに巻き込まれていく物語です。
2020年にMAPPA制作でアニメ化された他、前日憚にあたる『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』も、『呪術廻戦0』のタイトルで映画化されています。
※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。
『呪術廻戦』のあらすじ
主人公は宮城県仙台在住の高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)。両親は既に他界し、頑固で偏屈な祖父と二人で暮らしています……が、現在祖父は入院中。虎杖は祖父の見舞いや家事に追われ、忙しい日々を過ごしています。
虎杖が在籍する高校は、全生徒に部活への所属を義務付けていました。故に虎杖は規則の緩いオカルト研究会に入り、先輩たちの肝試しや心霊スポット探索に付き合っています。
ある日のこと、虎杖の高校に呪術師・伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)がやってきました。伏黒は呪術高等専門学校の生徒で、人や物の負の感情から生じた呪霊を祓うのが仕事です。
彼が仙台を訪れた目的は、虎杖の高校に隠された最強の呪物・両面宿儺(りょうめんすくな)の指の回収。両面宿儺は平安時代に実在した呪いの王で、全部の指が揃うと現代に復活してしまいます。
祖父が死んだ日、先輩たちの身を案じて学校へ戻った虎杖は呪霊に遭遇。圧倒的なパワーで劣勢に追い込まれるも、両面宿儺の指を食べ、その力を取り込んで逆転します。

その肉体に両面宿儺の力と人格を宿した虎杖は、危険分子と見なされ拘束後、呪術界に死刑を宣告されます。
呪術師・五条悟(ごじょう さとる)がそれを制し、虎杖は力のコントールを学ぶ為、呪術高専に通うことに決まりました。
同期の伏黒や釘崎野薔薇(くぎさき のばら)と任務をこなす中、虎杖は祖父の遺言「人として正しく死ね」を咀嚼し、呪霊が生み出す惨劇に立ち向かっていきます。
五条の元親友・夏油傑(げとう すぐる)は呪霊と結託。過去の体験から非術師の一般人を嫌悪し、呪術師のみの世界を作ろうとしており、たびたび呪術高専の面々と衝突してきました。
2018年10月31日ハロウィンの夜、夏油は配下の呪霊を総動員して渋谷に結界を張り、野望の成就に向けて動き出します。
夏油を止めるため渋谷に送り込まれた呪術高専の教師と生徒たちは、それぞれが強敵と死闘を演じ、七海建人(ななみ けんと)と野薔薇が命を落としました。
戦いが激化する最中、虎杖の中の両面宿儺が目覚め……。