今回記事でご紹介するのはジャンプ+で絶賛連載中の漫画、『推しの子2.5次元舞台編』(原作/赤坂アカ 作画/横槍メンゴ)のあらすじです。
『推しの子』は2023年に動画工房制作のアニメが大ヒットし、社会現象を巻き起こしました。
OP曲はYOASOBIの『アイドル』、EDは女王蜂『メフィスト』。
単行本は既刊14巻、累計発行部数は1650万部。
2024年7月から『推しの子2.5次元舞台編』のアニメも予定されています。
※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。
『推しの子 2.5次元舞台編』のあらすじ
恋愛リアリティーショー番組の終了後、星野 愛久愛海(ほしの アクアマリン、以下アクア)ならびに星野 瑠美衣(ほしのルビー、以下ルビー)はプロデューサー・鏑木 勝也(かぶらぎ まさや)に誘われ、有馬 かな(ありま かな)・黒川 あかね(くろかわ あかね)・鳴嶋 メルト(なるしま めると)らと、人気漫画『東京ブレイド』の2.5次元舞台に出演することになります。

アクアが話を受けたのは、生前のアイと親しかった鏑木が、自分たちの父親かもしれないと疑ったから。
リアリティーショーでの共演以来、あかねはアクアを気にし、同じくアクアに片想い中のかなはモヤモヤ。
二人は子役デビューの時期が被っており、何かと周囲に比べられることが多く、お互いを意識していたのでした。
劇団ララライの役者と日夜稽古に励むアクアたちですが、2.5次元舞台の経験がない為、なかなか要領を掴めず、演技の方向性を模索します。
俳優陣の困惑には、原作と台本でキャラクターが乖離しているのも関係していました。
特に思い詰めているのがあかねで、自分が演じる鞘姫(さやひめ)が、原作ファンや原作者と解釈違いを起こさないか案じています。
稽古スタートから数日後、原作者の鮫島 アビ子(さめじま あびこ)が見学に訪れました。
彼女は原作を改悪した台本に憤り、自分が書き直すと主張。
それが通らねば舞台化の許諾を取り消すと言い出した為、アビ子の師匠の吉祥寺 頼子(きちじょうじ よりこ)やプロデューサーの雷田 澄彰(らいだ すみあき)が仲裁に入ります。
結果、アビ子とGOAが共同執筆を行った新しい台本が完成するも、そこにはアクアのトラウマを呼び起こすシーンが追加されていました。
嫌な予感は的中し、立稽古の最中にフラッシュバックに襲われたアクアは気絶。
アクアの介抱に当たったあかねは、彼とルビーが星野アイの子供であると見抜き、好きな人の力になりたいと願います。
そして当日…… 。
『東京ブレイド』のステージに揃い踏みした一同は、役者としのプライドを賭け、それぞれに与えられた役を全力で演じ切りました。
彼等の熱演は観客やアビ子の心を掴み、あかねとかなは晴れてお互いの実力を認め合うのでした。