トーナメント会場で、選手の印象的な言葉や、プライベートシーンなどを耳にする機会が多い現場記者。そのなかで『あの時、何を考えていたの?』、『今ハマっているものは?』、『プロの悩みって?』…のような選手の素の表情やツアーの裏側が分かる、ちょっと“パンチ”の効いた(?)話をお届け!【パナソニックオープン】
この動作の前には、こうラインをチェックしてます【写真】

パッティングを打つ際、石川遼が行っている“ルーティーン”が気になった。
しゃがんでパターを目線に掲げ、グリーンを見る動作だ。
聞いてみると、試合でやり始めたのは「今年のセガサミーカップくらいからですかね。4日間読みが合わないことがあったので、それを合せるために」。グリーンを読む際に、カップと水平になるようにパターを持ち上げる。練習ラウンドではやることも多かったそうだが、試合でやり始めたのは最近。この“水平に持ち上げる”ことが慣れないと、ちょっとコツがいりそうだ。

ちなみに、谷口徹はパターを縦に掲げている姿をよく見るが、水平スタイルは男子ツアーではあまり見ない。「アマチュアの金谷君がよくやっていますよね」(石川)。“最強アマ”、東北福祉大の金谷拓実がパッティング前のルーティーンとして毎回行っているが、これはゴルフ漫画を見て始めたのがきっかけだとか。まさか、石川もマンガの影響で…!?ということはなさそうだが、アマチュアの方にもできるということなので、ぜひお試しあれ!

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