楽しいパロディお菓子タイムはいかが?
インターネットで買えるパロディお菓子の詰め合わせ「家庭常備菓子」。一家に1セットいかがでしょうか?
“正露丸”ではなくて「正論丸」、“写るんです”ではなく「食べるんです」。まるで何かの商品かのようなネーミング、パロディ商品が人気の駄菓子メーカー・『オリオン』。
大阪に本社を置くこちらの会社は「面白くなくてはお菓子ではない」をモットーに数々のユーモア溢れるお菓子を世に送り出してきました。一体どのような経緯でパロディ商品を作るようになったのか? オリオンさんにお話を伺ってみました。

聞くところによると、まず最初にオリオンさんが作ったお菓子が「ココアシガレット」。そう、誰もが知っている・食べたことがあるだろうあの伝説のお菓子です。まるでタバコの様に……、大人に憧れるちょっと背伸びしたい子供たちの間で大ヒット! 今でも売れ続けるロングセラー商品へとなりました。こちらの商品のヒットにより「パロディ商品」の開発を進める事に。


その後は「ミニコーラ」など清涼飲料水をパロデイ化したラムネシリーズや「正論丸」などの薬シリーズを商品化。どのお菓子もそのインパクトからから軒並みヒット。しかしヒットとは裏腹にパロディ商品ならではの苦悩もあったとか……。

一番大きな悩みはやっぱり苦情。パロディ商品ならではの「パクリではないのか?」的なクレームを企業からつけられる事もしばしばだったそうです。時には裁判になった事もあったとか。
今では商品の開発をするにも許可取りが必要になったそうです。

そんな『オリオン』さんのパロディ商品次回作は、その名も「シャレデッセン」。ウインナー状のグミキャンディーだそうです! まだ発売日は未定ですが、またおやつの時間が楽しくなりそうですね。

ちなみに『オリオン』さんのホームページでは「富山の置き薬」ならぬ「家庭常備菓子」を販売中! 3000円分のオリオン商品が詰まったセットで、なんと「ミニコーラ」か「ココアシガレット」のオリジナルストラップがもれなくついてくるそうです!
皆さんも家庭でパロディお菓子タイムはいかがですか? (木南広明)