野菜を超えた(!?)おいしさ 野菜チップス
(上)バラエティ豊かな品揃え (下)見た目はまるで野菜そのもの
健康ブームを受けて、最近よく見かけるようになった野菜チップス。野菜をそのまま揚げたものをスナック感覚で食べやすいようにして販売されている。
よく考えると、ジャガイモを揚げたポテトチップスが普及しているのに、今まで他のものがなかったのはおかしい気がする。他の野菜といえばサツマイモくらいしかなかった。

しかし、最近はフライの技術が上がったからか、様々な野菜を揚げてスナックにしている商品が増えている。大手お菓子メーカーからも野菜そのものを揚げたスナック菓子が発売されたので、コンビニで見かけた方もいるだろう。にんじん、いんげん、ごぼうなどがそのままの風味を残してスナックになっていて、なかなか美味。この辺りの根菜系なら、おいしく食べられそうな気がする。
味が想像しやすく、抵抗なく食べられそう。

でももっといろいろな野菜のフライにチャレンジした商品、野菜スナックシリーズをネットで発見した。そのラインナップはまさに八百屋さん! いろいろある中で、今回購入してみたのは「オクラ」「トマト」「ゴーヤ」「たまねぎ」。このラインナップ、揚げるなんて想像できないものも……。

まずは一番気になる「トマト」からチャレンジ。これは本当に食べやすく、驚きのおいしさ。
輪切りになって揚げてあるのだが、サクサク食感が最高。そしてトマトの甘みが強く、お菓子として十分成立する味! これは大発見だ。あの水分の多いトマトを揚げてみるなんて大胆な発想が生んだこの味、病みつきになってしまいそう。
勢いづいて次にチャレンジしたのは、「オクラ」。オクラが一番原型をとどめていて、遠くから見たら生のオクラと見違えそう。食べてみると、外がパリパリで、こちらも食べやすい。
そして驚いたのは、最後にあの粘り気が現れたこと! 揚げても粘りが残るなんて、これはすごい発見。ちゃんと1個のオクラを食べた気になれる商品だ。
お次は「ゴーヤー」。これは、スーパーでも見かけたりするが、お味は……ずばり、苦い!! ゴーヤーの苦味がホントにそのまま残っているので、ゴーヤーがダメな人にはやっぱり無理なのかも。食感は一番硬く、バリバリと食べる感じ。おつまみにもよさそうだし、健康のため、苦々しい顔をしてバリバリやってみるのもいいかも。

最後に「たまねぎ」。栄養価は高そうだが、玉ねぎか……と思って食べたが、ニオイが非常にきつい! 食べてるとこれはニンニク級の香りが鼻を伝ってきます。これはオトナの味、珍味系。お出かけ前には避けたい。

このシリーズ、他にも「ミニトマト」「しめじ」といったバラエティ豊かな品揃え。原産国はベトナムや中国で有限会社珍味堂が販売元となっている。
ネットでも手に入るので、気になる方はぜひ一度、お試しを。野菜を超えたおいしさに出会えますよ。
(さくら)