
飯時に見ると結構つらいものがある
アメリカの人気ケーブルテレビ「food network」から、カリスマ主婦マーサ・スチュアート様が去って、もうずいぶんと経ってしまった。
マーサ様は、夕方5時からのゴールデンタイムに1時間にわたって番組を持っていたが、降って湧いた株取引インサイダー疑惑で、やむなく降板。
突然の出来事におたおたするファンたち。何を、誰を、崇拝すればいいの?
そんなファンを尻目に、生き馬の目を抜くTV業界では、ぽっかり空いたゴールデンタイムと女王の座を占めるレースが、デッドヒートを繰り返している。
早くから本命視されていたのが、デへへ笑いがかわいいと評判だったレイチェル・レイ。デパートのデリセクションで鍛えたしゃべりと手際の良さを買われて「30 minute meals」という番組を持っている。イタリア系ママンから教えてもらったというレシピを紹介したりして、結構いい子ぶりっこでもあったので、若いながらも人気が出た。
ところがマーサ様の後を追うべく、彼女の勇み足が始まった途端、いろいろとこきおろす声が聞こえてきた。
「彼女はプロ料理家でないのに料理を教えるのはおかしい」とか「箱に彼女の顔がプリントしてあるスナックを買うのは恥ずかしい」とか「ことさら自分の名前のついた調理器具を番組に出すのは、いかがなものか」とかとか。
全国ネットのマーサ様の裏番組で始まった彼女のホスト番組も、ちょっと苦戦しているようだ。真っ向勝負はまだ早かったのか? それでも彼女の人気はまだまだ高い。息の長い勝負を期待される。
同じくイタリア系有名映画プロデューサーの娘ジアダ・デ・ローレンティスは、彗星のごとく現れた若き料理研究家。しかし料理の手つきを見ると、七光り? という疑惑がつきまとう。
ブロンド、青い目、細身でおっぱい。とくれば、反感を持たれそうなんだが、市販のドレッシングやインスタント食品を使って、手作り風に見せる「Semi-Homemade Cooking」なーんて、誰もがやってそうだけど、表立って言わなかっただけのようなミラクル裏技で料理番組を作っちゃった、サンドラ・リーも、虎視眈々とチャンスを狙っている。
彼女は若くして「簡単にできるカーテンドレープ・ツール」なるものをあみ出したサクセス主婦。その後ガーデニングやらフラワーアレンジメントやら器用に何でもこなして、田舎のTVじゃちょっとした有名人だったようだ。全国制覇なるか?
田舎と言えば、古き良きアメリカ南部の肝っ玉母さん風のポーラ・ディーンは、そんな女王レースなんて関係ないわよ、とからから笑っていそうな感じ。 脂ののったサーロインステーキや、高コレステロールのチーズ・ベーコン・バーガーや、高血圧でぶっ倒れそうなバッファロー・ウイングを、指までしゃぶりながら食べても怒られそうにないところが、人気の秘密かもしれない。
しかし最近は、やたら自分のレストランを紹介したり、ガッツリ太った息子たちまで番組に出すようになってきたので、やはりお母さんも、こと商売と息子に関しては、肝っ玉ではいられないよう。
こうやって並べてみると、どの番組のホステスもいいんだが、やはりマーサ様のカリスマ性には一歩及ばずか? お料理好きの人は、今後の展開にご注目。
(チン・ぺーぺー)
・「food network」HP
マーサ様は、夕方5時からのゴールデンタイムに1時間にわたって番組を持っていたが、降って湧いた株取引インサイダー疑惑で、やむなく降板。
突然の出来事におたおたするファンたち。何を、誰を、崇拝すればいいの?
そんなファンを尻目に、生き馬の目を抜くTV業界では、ぽっかり空いたゴールデンタイムと女王の座を占めるレースが、デッドヒートを繰り返している。
早くから本命視されていたのが、デへへ笑いがかわいいと評判だったレイチェル・レイ。デパートのデリセクションで鍛えたしゃべりと手際の良さを買われて「30 minute meals」という番組を持っている。イタリア系ママンから教えてもらったというレシピを紹介したりして、結構いい子ぶりっこでもあったので、若いながらも人気が出た。
ところがマーサ様の後を追うべく、彼女の勇み足が始まった途端、いろいろとこきおろす声が聞こえてきた。
「彼女はプロ料理家でないのに料理を教えるのはおかしい」とか「箱に彼女の顔がプリントしてあるスナックを買うのは恥ずかしい」とか「ことさら自分の名前のついた調理器具を番組に出すのは、いかがなものか」とかとか。
全国ネットのマーサ様の裏番組で始まった彼女のホスト番組も、ちょっと苦戦しているようだ。真っ向勝負はまだ早かったのか? それでも彼女の人気はまだまだ高い。息の長い勝負を期待される。
同じくイタリア系有名映画プロデューサーの娘ジアダ・デ・ローレンティスは、彗星のごとく現れた若き料理研究家。しかし料理の手つきを見ると、七光り? という疑惑がつきまとう。
ブロンド、青い目、細身でおっぱい。とくれば、反感を持たれそうなんだが、市販のドレッシングやインスタント食品を使って、手作り風に見せる「Semi-Homemade Cooking」なーんて、誰もがやってそうだけど、表立って言わなかっただけのようなミラクル裏技で料理番組を作っちゃった、サンドラ・リーも、虎視眈々とチャンスを狙っている。
彼女は若くして「簡単にできるカーテンドレープ・ツール」なるものをあみ出したサクセス主婦。その後ガーデニングやらフラワーアレンジメントやら器用に何でもこなして、田舎のTVじゃちょっとした有名人だったようだ。全国制覇なるか?
田舎と言えば、古き良きアメリカ南部の肝っ玉母さん風のポーラ・ディーンは、そんな女王レースなんて関係ないわよ、とからから笑っていそうな感じ。 脂ののったサーロインステーキや、高コレステロールのチーズ・ベーコン・バーガーや、高血圧でぶっ倒れそうなバッファロー・ウイングを、指までしゃぶりながら食べても怒られそうにないところが、人気の秘密かもしれない。
しかし最近は、やたら自分のレストランを紹介したり、ガッツリ太った息子たちまで番組に出すようになってきたので、やはりお母さんも、こと商売と息子に関しては、肝っ玉ではいられないよう。
こうやって並べてみると、どの番組のホステスもいいんだが、やはりマーサ様のカリスマ性には一歩及ばずか? お料理好きの人は、今後の展開にご注目。
(チン・ぺーぺー)
・「food network」HP
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