![こけしが手紙をお届け! 「通信こけし」](http://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexnews%252Ffeed%252Fextnews%252Fextnews_kokeshi070730.jpg,zoom=600,quality=70,type=webp)
先日、仙台を訪れたときに見つけた「通信こけし」。
送り方もいたって簡単。こけしの底を回し開けると、中に細長い便箋が入っているので、これにメッセージを記入。書き終わったら再びこけしの中にしまう。
「旅先から絵ハガキのかわりに出す方も多いんですよ」
と語るのは、同商品を販売している「民芸品と工芸品の店 しまぬき」の島貫さん。確かに東北ならではの「こけし」が運ぶ手紙は、珍しいのはもちろんのこと、受け取る人にとってもいい記念になるはず。これからのシーズンなら、暑中見舞いに使うのもオススメだ。もちろんその場で投函するだけでなく、買って帰る人も多いそう。
通信こけしは仙台にある同社の店舗で販売しているほか、ウェブサイトでも購入可能。
「商品は20〜30年くらい前から販売しています」
と島貫さん。思いのほか長い歴史に驚いたが、実は同社、東北や仙台の民芸品・工芸品を扱っている明治25年創業の老舗。通信こけしの他にも、自分の名字を刻んでもらえる「印鑑こけし」や、腕利きの工人さんが作ったユニークな「伝統こけし」、海外みやげにもピッタリの「創作こけし」など、数多くの商品を扱っている。
どこか懐かしく温かい雰囲気の漂う「こけし」。
(古屋江美子)
・「民芸品と工芸品の店 しまぬき」HP