食後に飲むのは、コーヒー? それとも紅茶?
家では絶対にコーヒー派。でもインスタント率も高いし、ミルクも入れることが多いし、こだわりはあまりないかも?!
私は一日にコーヒーをたくさん飲む。食後はもちろん、仕事をしながら、休憩中など、なにか飲みたくなったらとりあえずコーヒー。
そんなわけで、外出先でもコーヒーを飲みたいのだけれど、なぜかコーヒーを飲むとお腹が痛くなる傾向があるため、外ではあまり飲まないようにしている。必ずしもではないのだが。

そこでふと思い浮かんだことが。そういえば、外でランチを食べたときなど、食後にコーヒーか紅茶がついていることが多いけれど、まわりをみていると、そのときの気分で選んでいるというよりも、つねにコーヒーか紅茶か、決めてたのんでいる人がほとんどなのではないか、と。

だいたいコーヒー好きと紅茶好きというのはわかれているような気がするし、私のように例外もあるだろうけど、外食中での注文にもきっと反映されているのではないだろうか。

そこでさっそくまわりの20人ほどに調査。
今回は外出先の食後に限り、コーヒーか紅茶だったらどちらを飲むか、その理由も含めて聞いてみた。

すると、コーヒー派が圧倒的に多く、紅茶派の倍以上いた。「食後のコーヒー」というのは、もはや慣用句のようになっているし、なるほどという結果ではあったのだが、理由がまたさまざまでおもしろい。

まず、コーヒーを選んだ人の意見としては、「眠気覚ましに」「ほぼ中毒だから」「飲まないと落ち着かない」をはじめ、「コーヒーの苦みで食事に区切りをつける」「仕事がふだん忙しいとコーヒーを飲むヒマがないので、たまには飲みたい」という人などがいた。

また、「紅茶だとパンチがないから」「一度、出がらしのような紅茶が出てきて以来、外では紅茶を飲まなくなった」「紅茶はアフタヌーンティーのイメージがあるので、気分がゆったりしすぎて困るから」「紅茶よりもコーヒーの方が当たり外れがないから」など、コーヒーが好きだからという理由とは別に、紅茶を選ばない理由をあげてくる人もいた。

逆に、紅茶派の理由としては「もともとお茶が好きだから」「コーヒーの場合、ミルクをたくさん入れないと飲めないから」などだった。


気分次第で選ぶという人も3人いて、意見としては「もともと紅茶が好きだけど、イタリアンレストランなどコーヒーが美味しそうなところや、午後の仕事を頑張らなくちゃいけないときはコーヒーを飲む」や、「基本的にはコーヒーだけど、胃の調子が悪いときなど、体調によっては紅茶を選ぶ」などがあがった。紅茶のほうが身体にやさしいというイメージが強いようだ。実際、私も紅茶を飲んでお腹が痛くなることはないので、これには納得できるのだけど、コーヒーでお腹が痛くなるというのも、もしかしたら思い込みかも?! と最近は感じはじめてもいる。

好みはそれぞれだし、実際はそのときの気分次第という人も多いのかもしれないけれど、まわりの人がどっちをたのんでいるか、改めてみてみるのも面白いもの。さらに、おつきあいのある人たちの好みを知っていると、おもてなしするときなどに役に立つこともあるかもしれません!
(田辺 香)