中国フードデリバリー大手の美団(Meituan)は8月20日、グローバルブランド「Keeta」がカタールの首都ドーハでサービスを開始したと発表した。中東での展開はサウジアラビアに続き2カ国目となる。

KeeTaは2024年9月、サウジアラビアでサービスを開始。配送料無料や新規顧客限定の割引などを打ち出し、短期間で急成長を遂げた。コンサルティング会社Redseerによると、Keetaはサービス開始5カ月足らずで市場シェア約10%を獲得し、業界3位に躍り出た。25年7月29日には、サービス対象地域を従来の9都市(首都リヤド、ジッダ、メッカなど)から20都市に増やすと発表した。

サウジアラビアには美団のネットスーパー「小象超市(Xiaoxiang Supermarket)」のグローバル版「Keemart」も進出しており、2025年5月にリヤドの2地域で営業を開始している。

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美団は2025年初めに「中東市場3カ年計画」を発表し、今後3年以内にKeetaをGCC加盟6カ国すべてに進出させる方針を明らかにした。すでにアラブ首長国連邦(UAE)やクウェートでも現地スタッフや加盟店の募集を開始している。

Keetaは2023年5月、グローバル化の試金石として香港に進出。翌24年には市場シェア44%を獲得し、業界首位となった。25年3月には同業の英Deliverooが香港撤退を発表し、一部資産を独Foodpandaが引き継ぐこととなった。現在、香港でのKeetaのライバルはFoodpandaのみとなっている。

(36Kr Japan編集部)

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