<ニチレイレディス 事前情報◇17日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)◇6550ヤード・パー72>
8月4日に開幕する「東京五輪ゴルフ競技」の代表が決まるまで残り2週間。候補者は畑岡奈紗、稲見萌寧、古江彩佳、渋野日向子の4人にほぼ絞られた。
そのうち畑岡は当確、あとの3人が残り1枠をかけての戦いとなる。
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東京五輪代表は今月28日付の世界ランキングをもとにしたオリンピックランキングをもとに決められ、順位的に日本へ与えられる枠は2つ。14日時点での世界ランキングは稲見が24位、古江が28位、渋野が31位となっている。渋野は今週ツアーには出場しないが、現地時間24日に開幕の海外メジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」に出場予定。同大会は世界ランキングのポイントが高く、上位に入れば一気に2人を抜くことは可能だ。
一方で稲見と古江は今週、来週と日本ツアーに出場予定。
今大会の結果次第では、次戦を待たずして古江は五輪出場圏内から脱落する。その条件とは、今大会で最低でも稲見が単独3位以上に入ること。それぞれ、稲見が優勝した場合は古江が3位以下、2位なら6位以下、3位なら約40位以下で古江の代表入りの可能性が消滅する。
消滅する可能性のある古江は「調子自体は悪くはないという感じ。しっかり上位で争えたらベストだと思いますが、自分のショットに集中できたらいいなと思います」と目の前の一打に集中する構え。
一方の稲見もスタンスは変わらない。
「出たい気持ちはありますが、オリンピックのために今週頑張るわけではない」とサラリ。「出られなかったら仕方ない。今週も(いつも通り)上位に入れるように頑張るだけです」と普段通りのゴルフを貫く。

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