鈴木愛が今季3度目の首位発進を決めた。6バーディでボギーなしという結果に、「雨が降っていたので、きょうはどこまで荒れるかなって心配したけど、ショットが安定しました」と足取り軽くクラブハウスに戻ってきた。
一時は雨天中断も…全選手がホールアウト【LIVE写真】
2017、18年に連覇している舞台では、いいイメージがどんどんと湧いてくる。序盤の3番で9メートルを決めたバーディパットは、「私らしかった。強く打って、カップの真ん中から入って気持ちよかった」という会心の一打に。17番で1.5メートル、18番で6メートルを沈め、あがり2ホールで6アンダーのトップグループに並んだ。
大会2勝に加え、14年に優勝したステップ・アップ・ツアー「ラシンク・ニンジニア/RKBレディース」の会場も、同じ福岡CCだった。さらにここでは「日本女子オープン」の予選を勝ち抜き、本戦出場権を手にしたこともある。
今季から7年ぶりに南秀樹コーチに師事し、新しいスイングを作り上げてきた。そして「長く勝つため」の取り組みも、体に馴染みはじめた。
今季首位発進した試合は、それぞれ3位タイ、8位タイと勝ちきれず。先週のメジャー大会も7位タイと好発進しながら、2日目に「80」を叩き、最終的には62位という結果に終わった。それでも「ショットもパットもいい感じなのに結果が伴わないこともある。去年よりビッグスコアも出ているので、自信もよみがえっています」と、今はその失敗も糧と考えられる。
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