Z世代が萎える上司の言動、「能力否定」が学生・社会人ともに1位 「ため息」などの態度にも敏感な傾向
ペンマークは、全国のZ世代を対象に、Z世代の就業意識調査の一環として「やる気がなくなる上司・指導者の言動」に関するアンケート調査を学生・社会人別に実施し、比較分析した結果を公表した。

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「やる気がなくなる上司・指導者の言動」に関するアンケート調査今回は、Z世代の育成やマネジメントにおけるコミュニケーションが多くの企業で課題となる中、彼らがどのような言動にストレスを感じ、モチベーションを低下させるのかを具体的に明らかにすることを目的に調査を実施したという。


「指導的な立場の人から以下のような言葉を言われた場合、あなたが『萎えるな』『やる気がなくなるな』と特に感じるものはどれか?(複数回答)」という設問に対し、Z世代の学生と若手社会人の回答は以下図の通りとなった。

Z世代が萎える上司の言動、「能力否定」が学生・社会人ともに1位 「ため息」などの態度にも敏感な傾向
調査の結果、「なんでこんなこともできないの?」といった直接的な能力を否定する言葉が、学生・社会人ともに最もやる気をなくす言動の1位となった。

さらに、言葉を発しない「ため息」や「無言で首を振る」といった非言語的な否定が両者で2位となり、Z世代が指導者の言外のサインにも極めて敏感であることを示唆。モチベーション維持には、指導者の「態度」も極めて重要であることがうかがえる結果に。

また、学生は「君には無理だよ」(37.1%)といった可能性を否定する言葉に特に敏感に反応する一方、社会人(21.0%)との間に意識の差が見られた。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:Penmarkを利用中の全国の学生および、過去にPenmarkを利用していた若手社会人
有効回答者数:学生407名、社会人176名
定義:同調査では、Z世代を「1996~2005年」生まれと定義

<出典>
ペンマーク『【Z世代の意識調査】若手のやる気を削ぐ言動、学生・社会人ともに1位「能力否定」、2位は“言葉なき否定”「ため息」
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