
「マイナビ2026年卒 大学生キャリア意向調査7月<入社予定先の決定と不安>」
■入社予定先の満足度は平均86.5点 勤務地・待遇が満足度を左右
入社予定先を決めた学生に対して、理想の就職先を100点とした際の入社予定先の点数を聞いたところ、平均86.5点となった。点数の分布をみると半数以上の学生が80点以上で回答している。

■内々定承諾の決め手1位は「福利厚生」 企業選びの最終判断は、給与よりも“働く環境”を重視
内々定を承諾した決め手を聞くと、「福利厚生の充実(37.9%)」「希望する勤務地で働ける(31.1%)」「給与や賞与が高い(29.1%)」の順で回答が多くなった。同社が3月に実施した「2026年卒大学生キャリア意向調査(3月)<就職活動・進路決定>」では、「企業選択の際の注目ポイント」では「給与の高さ」が1位であったが、最終的な決め手としては順位を落とす結果となっている。

■学生の約4人に1人は入社予定先の決定後、他の企業を探そうと思ったことがある
入社予定先を決めた学生に対して、他の企業を探そうと思った経験があるか聞いたところ、約3割の学生が「経験がある」と回答。実際に行動を起こしたかを聞くと、6割以上は「特に具体的な行動はしていない」という結果だったが、「就職情報サイトで企業検索をした(16.4%)」や「他社の企業HPを見た(13.5%)」など、実際に行動している学生もいることがわかった。


■入社予定先に不安を感じた学生は56.7%、人事との対話が不安解消の鍵に。不安の原因は勤務地・配属の不透明さ
入社予定先を決めた後に、「本当にこの会社でいいのか」と、不安になったことがある学生は56.7%という結果に。


調査期間:2025年7月25日~7月31日
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:2026年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生
調査機関:同社調べ
有効回答数:1,201名(文系男子222名、文系女子488名、理系男子267名、理系女子224名)
<参考>
マイナビ『マイナビ2026年卒 大学生キャリア意向調査7月<入社予定先の決定と不安>』