
会社説明会に関する意識調査
■7割以上の学生がオンラインの会社説明会を支持。オンラインでも入社に繋がる一方、新たな課題も
会社説明会の望ましい形式として、72%が「オンライン形式」と回答。パンデミックやビジネスのDXも受けて、採用活動の「場」がオンラインへ移行したことが明確に。

■新たなギャップ(1):多様化する情報ニーズ~学生は「リアルな情報」を多角的に求め、自分ごと化したい~
会社説明会で学生が得たい情報は、「社風・職場の雰囲気紹介」(35%)、「先輩社員によるリアルな働き方・経験談」(31.8%)、「会社全体の事業・ビジネスモデル」(24.6%)など、多岐にわたることが明らかに。この結果に同社は、学生が給与や勤務地といった条件面だけでなく、入社後の自分を具体的にイメージするために、リアルな情報を複数の観点から収集しようとしていることの表れであり、学生との限られた接点の中でこれらの多様な情報ニーズに個別に応えることが必要になっているとしている。

■ 新たなギャップ(2):時間帯と情報量のミスマッチ~活動時間のズレと情報過多が、学生の理解を妨げる~
学生が就職活動の情報収集を行うピークタイムは「夕方(16:00~19:59)」が最多。しかし、多くの企業説明会は日中に開催されており、時間的なミスマッチが存在していることが判明。
企業が良かれと思って多くの情報を提供しても、それがかえって学生の消化不良を招いているという課題が浮き彫りとなった。

調査対象者:日本国内在住の22~25歳男女403名(大学卒もしくは大学院卒で、就職活動を経験し、新卒入社した層)
調査方法:インターネット調査
調査時期:2025年5月3日~5月8日
調査主体:MIL
調査機関:クロス・マーケティング
<参考>
MIL株式会社調べ『会社説明会に関する意識調査』