「句点」だけのメッセージ、Z世代の半数以上が「冷たい・高圧的」と感じる チャットにも世代間のギャップが存在
ペンマークとアルバトロスは、全国のZ世代の若手社会人316名を対象に、「Z世代と上司のコミュニケーションに関する実態調査」を共同で実施し、結果を公表した。

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Z世代と上司のコミュニケーションに関する実態調査同調査では、Z世代の若手社会人が上司とのコミュニケーションにおいてどのような点に「冷たい」「高圧的だ」と感じるかを深掘り。


「チャットやメールで、上司から送られてくると「冷たい」「高圧的だ」と感じてしまう表現はどれか(複数回答)」という設問に対し、Z世代の半数以上(53.5%)が、上司からの「句点(。)」のみで終わる文章に「冷たい」「高圧的だ」と感じていることが判明。

また、絵文字や感嘆符が一切ない文章(47.8%)、「はい」「いいえ」のみの短い返信(43.7%)も、Z世代がネガティブに捉える表現の上位にランクイン。

ほかにも、コミュニケーションギャップを感じる表現は多岐にわたり、「質問に対して質問で返す」「緊急性を煽る言葉の多用」「メッセージにリアクションがない」なども不満の原因となっていることがわかった。

「句点」だけのメッセージ、Z世代の半数以上が「冷たい・高圧的」と感じる チャットにも世代間のギャップが存在
チャットやメールで、上司から送られてくると「冷たい」「高圧的だ」と感じてしまう表現はどれか(複数回答)この調査の結果に対し同社は、絵文字や感嘆符が当たり前のコミュニケーション環境で育ったZ世代と、簡潔さや正確さを重視する上司世代との間に、無意識のギャップが存在することを示唆していると考察している。

【調査概要】
調査名:Z世代と上司のコミュニケーションに関する実態調査
調査対象:20~29歳の若手社会人
有効回答者数:316名
調査方法:同社調査

<参考>
ペンマーク・アルバトロス『Z世代と上司のコミュニケーションに関する実態調査
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