「春の熱中症」、理解度は3割にとどまる 「喉の渇きを感じにくい」など春の熱中症・脱水症予備軍は約7割が該当
タイガー魔法瓶は、2023年より継続して実施している「熱中症と水筒に関する意識調査」を実施し、結果を公表した。

同調査は、専門家の意見を元に、“春の熱中症・脱水症対策”として適切な水分補給量に足りている人がどのくらいいるのかを調査したとのことだ。


■今年3月時点で日中に暑さを感じた人は、全体の半数以上(55.1%)。熱中症の危険を感じたことのある人では3割(30.2%)が、春時期(3~5月)から熱中症の危険を感じると回答。

今年3月時点で日中に暑さを感じた人は全体の半数以上(55.1%)にのぼった。またこれまでに熱中症の危険を感じたことがある人のうち3割(30.2%)は、春時期(3~5月)から熱中症の危険を感じると回答。

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今年3月時点で日中に暑さを感じた日はあるか・これまで熱中症の危険を感じた経験・熱中症の危険を感じ始める時期

■春の熱中症の理解度はたったの3割で、年代が上がるほど春の熱中症の認知率・理解度が低い傾向。春の熱中症の「対策を知っている」と回答した人でも、約半数が「正しい飲み方」を誤って認識。

「春の熱中症」の認知率は6割越え(62.4%)の一方、「聞いたことがあり、対策も知っている」と答えた人はたった3割(32.1%)に留まり、「対策がわからない、知らない」と回答した人は68.0%にも上る結果に。

また、年代が上がるほど春の熱中症の認知率・理解度が低い傾向にあり、50代以上は半数近くが春の熱中症を「知らない」と回答。

さらに、「対策を知っている」と回答した中でも、約半数(48.7%)が「正しい飲み方」を誤って認識していることが明らかになった。

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春の熱中症の理解度・正しいと思う水分補給方法

■春時期から熱中症の危険を感じる人は3割超の一方、実際に熱中症対策を行うのは6,7月からが半数以上。過去と比較しても、ほとんど変わらず。

春時期から熱中症の危険を感じる人は3割超の一方、実際に熱中症対策を行うのは6,7月からが半数以上(55.0%)で、「暑さを感じているのに、熱中症対策が追いついていない“熱中症対策の空白期間”」が発生してしまっている現状が明らかになった。


また過去2年の調査と比較しても、ほとんど変わらない結果となっている。

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実際に熱中症対策を始めるのは何月からか

■「春の熱中症・脱水症予備軍」は約7割が該当。専門家は「気圧や気温の変化で体調を崩しやすい人、ダイエット中の人、朝日を浴びる時間が短い人などは注意が必要」と警鐘を鳴らす。

谷口医師は、「気圧や気温で体調を崩しやすい」「喉の渇きを感じにくい」等といった症状を感じる人は熱中症・脱水症予備軍の危険性が高いと警鐘を鳴らしている。

同調査では約7割(65.3%)もの人が熱中症予備軍であることが判明しました。

「春の熱中症」、理解度は3割にとどまる 「喉の渇きを感じにくい」など春の熱中症・脱水症予備軍は約7割が該当
自身の状態として当てはまるもの

■春の熱中症・脱水症対策について、約6割は十分な水分補給ができている一方、正しい水分補給方法(喉が渇く前に少しずつこまめに飲む)を実践できている人は3割未満にとどまる結果に

谷口医師によると、一気に水を飲むと体がすぐに気づいて尿として排出してしまうため、春には一口15~30mlくらいで1日あたり1L程度を、喉が渇く前にこまめに補給をすることが大事だという。

調査の結果、水分補給量は約6割(59.2%)が達成する一方で、正しい水分補給方法(喉が渇く前に少しずつこまめに飲む)を実践できている人は3割未満(25.0%)にとどまる結果となった。

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現在の1日の水分補給量・普段の水分補給方法に近い物

■熱中症対策として利用されているスポーツドリンクや経口補水。実は水筒に入れるのは良くないということを、 約半数(46.9%)が知らないと回答。

熱中症対策として広く利用されているスポーツドリンクや経口補水液ですが、塩分を含むため、サビや穴があくなど故障の原因になるおそれがあり、一般的な金属製の水筒に入れることは推奨されていない場合があると見聞きしたことがあるか、の問いに、約半数が(46.9%)が「ない」と回答した。

「春の熱中症」、理解度は3割にとどまる 「喉の渇きを感じにくい」など春の熱中症・脱水症予備軍は約7割が該当
ステンレス製の水筒にスポーツドリンクや経口補水液を入れることは良くないという情報を見聞きしたことがあるか【調査概要】
調査対象:全国の20代~60代の男女608人
調査期間:2026年3月30日~4月6日
調査方法:ジャストシステム「Fastask(ファストアスク)」を用いたインターネットリサーチ
※結果数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合あり。

<参考>
タイガー魔法瓶『熱中症と水筒に関する意識調査
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