日本一のメロン産地として知られる鉾田市。生産地のひとつであるJA茨城旭村で6日、春メロンの出荷が始まった。
選果ラインに入るオトメメロン
青果物管理センターでは、メロンをひとつずつ傷などがないか目視し、光センサーで糖度や熟度を測定。次に糖度や食べごろ、生産者の顔写真が入ったQRコードのついたシールが貼られ、等級や大きさごとに分けた後に箱詰めをした。

傷や大きさなどメロンをチェックする様子

JA茨城旭村メロン部会長の江沼俊さん
JA茨城旭村メロン部会の江沼俊氏は、「例年に比べると天候に恵まれ、栽培しやすい年だった。結果、大きくて美味しいメロンが出来た。1月2月は晴天の日が続いたのでメロンには適した」と語り、消費者の皆さんに対しては「光センサーで甘さをチェックしているので、甘くて美味しいメロンが届きます。是非食べてください」と述べた。

JA茨城旭村 営農販売課 審査役課長 中井川聡さん
JA茨城旭村営農販売課の中井川聡課長は、「美味しいメロンが今年もできた。昨年と比べると良いメロンが出来ている」とのこと。「今年はJA茨城旭村メロン部会が発足して60年。茨城旭村のメロンの名前をさらに浸透させて消費者の皆さんに選んで頂きたい」と話した。

生産農家から持ち込まれたオトメメロン
茨城旭村のメロンは、メロンに貼られたQRコードのシールが特徴。そのQRコードを読むと、糖度や生産者の名前と顔写真まで入っていて、そこで食べごろを確かめることができる。メロンは6月いっぱいまで収穫が続き、県内をはじめ東京や関西方面に出荷される。