日々の生活でメインに使う口座は、メガバンクやゆうちょ銀行という方が多いかもしれません。確かに利便性は抜群ですが、「貯める」という視点で見ると、実は地方銀行や信用金庫の方がぐっと有利な場合があるのをご存じでしょうか。


特に信用金庫では、期間限定の金利アップキャンペーンを積極的に実施していることが多く、賢く活用するだけで、受け取れる利息に大きな差が生まれます。

今回は、そんな「隠れた好条件」を打ち出す信用金庫の定期預金に注目。50万円を預けた場合にどれほどおトクになるのでしょうか。※金利は2026年5月1日時点

■豊田信用金庫 とよしんインターネット支店
豊田信用金庫 とよしんインターネット支店では、普通預金口座をお持ちで、とよしん「WEBバンキングサービス」を契約している方を対象に、おトクな定期預金が用意されています。

・商品名:インターネット専用キャンペーン定期預金「10周年記念定期預金」

・預入金額:1口50万円以上(1円単位)

・預入期間:1年

・金利:年1.2%

・金利計算:単利

50万円を1年間預けた場合の利息は6000円(税引後4782円)となります。

なお、募集期間は2026年4月1日~9月30日までですが、募集総額が500億円に達した場合、募集が締め切られることもあります。

参照:豊田信用金庫「とよしんインターネット支店」

■しずおか焼津信用金庫 しずしんインターネット支店
しずおか焼津信用金庫 しずしんインターネット支店も、全国どこからでも口座開設が可能。現在キャンペーン中の「プレミアム定期預金2026(1年)」は、しずしんインターネット支店で口座を有する個人の方であれば誰でも申し込みできます。

・商品名:プレミアム定期預金2026(1年)

・預入金額:1口10万円以上(1円単位)

・預入期間:1年

・金利:年1.15%(2026年5月時点)

・金利計算:単利

50万円を1年間預けた場合の利息は5750円(税引後4583円)となります。

なお、募集期間は2026年4月1日~2027年3月31日までですが、募集総額が200億円に達した場合などに募集が締め切られることもあります。

参照:しずしんインターネット支店「定期預金」

■ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行の定期貯金(1年)の金利は「0.4%」です。

・預入金額:1000円以上(1000円単位)

・預入期間:1年

・金利:年0.4%(2026年5月時点)

・金利計算:単利

50万円を1年間預けた場合の利息は2000円(税引後1594円)となります。


ちなみに「三井住友銀行」「三菱UFJ銀行」「みずほ銀行」といったメガバンクの1年もの定期預金の金利も「0.4%」です。

参照:ゆうちょ銀行「定期貯金」

■物価高の波に負けない「賢い預け先」の選び方
今回の比較では、50万円を1年間預けた場合の利息差は最大で約3200円と、条件によっては約3倍の開きがあることが分かりました。一見すると小さな差でも、意外に無視できない金額になります。

日々の生活で使う口座は、これまで通りゆうちょ銀行やメガバンクをメインにしておくと安心です。一方で、当面使う予定のない余裕資金については、金利の高い信用金庫やキャンペーン商品などに分けて預けることで、効率よく増やすことができます。

「使うお金」と「増やすお金」を分けて考えることが、物価高の中でも家計を守るシンプルで現実的な工夫といえるでしょう。

文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)
会計事務所、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として勤務後、FPとして独立。人と比較しない自分に合ったお金との付き合い方を発信。3匹の保護猫と暮らす。All About おひとりさまのお金・ペットのお金ガイド。
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