山田監督はTVアニメ『けいおん!』にて2009年に監督デビュー。
『Garden of Remembrance』は、そんな山田監督のオリジナル作品として2023年のリリースが予定されている。アネモネの花をテーマとして、「きみ」と「僕」と「おさななじみ」の 3 人の感情が揺れ動く様子を鮮麗に描く、珠玉のハートフルショートアニメとなる。アニメーション制作はTVアニメ『平家物語』でもタッグを組んだサイエンスSARUが担当。キャラクター原案は『花のズボラ飯』の作画担当などを務めるマンガ家の水沢悦子が手掛け、音楽は「可愛くてかっこいいピチピチロックギャル」として活動するシンガーソングライター・ラブリーサマーちゃんが書き下ろす。
このたび『Garden of Remembrance』の特別上映が決定した「アヌシー国際アニメーション映画祭」では、本作以外に日本作品からの特別上映が発表された作品として、映画『BLUE GIANT』、映画『THE FIRST SLAM DUNK』、劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』など、本年の大ヒット作が並ぶ。世界最古・最大規模のアニメ映画祭でどのような評価を受けるのか、注目の晴れ舞台となりそうだ。
『Garden of Remembrance』
2023 年リリース予定
<STORY>
空のビール缶・ウィスキーグラスが床に置かれ、
部屋の端には画材やエレキギターが並ぶ、少し散らかった「きみ」の部屋。
携帯のアラームが鳴って、ぼんやりと起き上がり「きみ」1 人の朝が始まる。
「ぼく」が好きだったアネモネの花、それは「ぼく」との思い出を繋ぐ大切な花。
ある日部屋のクローゼットを開けると「ぼく」との思い出が「きみ」を包み込んでいき……
これは「きみ」と「ぼく」、そして「おさななじみ」との”さよなら”を描く物語――。
<STAFF>
監督・脚本:山田尚子
キャラクター原案:水沢悦子
音楽:ラブリーサマーちゃん
制作:サイエンス SARU
(C)Garden of Remembrance -二つの部屋と花の庭-製作委員会