7月13日はイーサン・ハントの日でした。
イーサン・ハントはスパイ映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの主人公。
日本では1996年の同日にシリーズ第1作が公開されたことが由来となっています。なお2025年には最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART TWO』が公開予定です。

アニメにもスパイとして暗躍するキャラクターが数多く存在します。警備が厳重な施設から機密情報を盗み出したり、スパイだと気付かれずに世間に溶け込んでいたり、まったく姿が違う別人になりすましたり……。

そこでアニメ!アニメ!では「“スパイ”キャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。6月29日から7月4日までのアンケート期間中に482人から回答を得ました。
男女比は男性約30パーセント、女性約60パーセント、無回答が約10パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約40パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。

■『SPY×FAMILY』ロイド 圧倒的大差でトップ!

第1位

1位は『SPY×FAMILY』のロイド・フォージャー。支持率は約52パーセントで、昨年に続いてトップとなりました。

「変装の達人で頭脳明晰、冷静沈着で何でもできるスパイでありながら、育児に奮闘する一人の父親でもあります。スパイとしては完璧なのに、娘のアーニャと妻のヨルさんに振り回されてしまうのが面白い」や「黄昏というコードネームを持つ凄腕スパイ。
だけどヨルさんの正体には気付かず態度を深読みしすぎてしまうなど、案外頭が固いところがあるのかも……」と落差も魅力のキャラクターです。初の映画『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』のヒットも記憶に新しい人気作の主人公が今年もトップでした。

第2位

2位は『名探偵コナン』の安室透。支持率は約7パーセントで、こちらは3年連続の2位でした。

「私立探偵、公安警察、黒の組織のトリプルフェイス。一体どんな生活を送っているのか気になる」や「黒の組織のバーボンとして潜入していて、バレそうでバレない緊張感にドキドキする」と三つの顔を持つ男がランクイン。
なお同率11位には『名探偵コナン』より水無怜奈/本堂瑛海/キールも登場。「CIAのスパイとして黒の組織に潜入しながらも、コナンたちを助けてくれるところが優しくてカッコイイから! 昨年の映画『黒鉄の魚影』でも大活躍していて、さらに好きになった」と彼女も黒の組織のスパイです。

第3位

3位は『文豪ストレイドッグス』の立原道造。支持率は約6パーセントで、昨年の同率3位から単独3位となりました。

「ポートマフィアに潜入しているときは鼻に絆創膏を付けていますが、特殊部隊・猟犬のときは剥がします。これだけでスイッチを切り替えられるのがすごい!」や「スパイだと判明してから、猟犬とポートマフィア、どちらが己の居場所なのか自問自答するシーンが好き」と長年視聴者を騙してきたキャラクターが上位に。
続く4位には同作より坂口安吾がランクインしており、スパイによる計略も本作の魅力となっています。

■そのほかのコメントをご紹介!

とある魔術の禁書目録』土御門元春には「複数の組織に与する多重スパイという名のお喋りさん。クラスメイトの上条当麻と青髪ピアスと一緒に三バカやってるときのギャップもあって大好きなキャラ!」。
プリンセス・プリンシパル』アンジェには「アルビオン共和国のスパイ集団・チーム白鳩のメンバー。さまざまなスパイがいる中で、アンジェは自分自身さえも偽り続けているという意味で格別だと思う」。

『カーズ2』フィン・マックミサイルには「イギリスのスパイで、もう10年以上最愛のキャラクターです。彼をきっかけに吹き替えの大塚芳忠さんのファンにもなりました」。
『夜桜さんちの大作戦』夜桜凶一郎には「義理の弟になった太陽をいびってはいるものの、スパイとしてのノウハウは豊富。人気実力No1の最強スパイにもかかわらず、シスコンというのも最凶!」と現在放送中のタイトルからもランクインしました。

2024年版ではトップ3の顔触れは昨年と変わらない結果に。『SPY×FAMILY』、『名探偵コナン』、『文豪ストレイドッグス』、『夜桜さんちの大作戦』、『スパイ教室』と同一作品から複数キャラがランクインしており、スパイキャラの多さが再確認できる結果となりました。

■ランキングトップ10

[“スパイ”キャラといえば? 2024年版]
1位 ロイド・フォージャー(黄昏) 『SPY×FAMILY』
2位 安室透(降谷零) 『名探偵コナン』
3位 立原道造 『文豪ストレイドッグス』
4位 坂口安吾 『文豪ストレイドッグス』
5位 朝野太陽 『夜桜さんちの大作戦』
6位 夜桜凶一郎 『夜桜さんちの大作戦』
7位 クラウス 『スパイ教室』
8位 うちはイタチ 『NARUTO -ナルト-』
9位 ホークス 『僕のヒーローアカデミア
10位 リリィ 『スパイ教室』

(回答期間:2024年6月29日~7月4日)

■ランキングトップ20

[“スパイ”キャラといえば? 2024年版]
1位 ロイド・フォージャー(黄昏) 『SPY×FAMILY』
2位 安室透(降谷零) 『名探偵コナン』
3位 立原道造 『文豪ストレイドッグス』
4位 坂口安吾 『文豪ストレイドッグス』
5位 朝野太陽 『夜桜さんちの大作戦』
6位 夜桜凶一郎 『夜桜さんちの大作戦』
7位 クラウス 『スパイ教室』
8位 うちはイタチ 『NARUTO -ナルト-』
9位 ホークス 『僕のヒーローアカデミア』
10位 リリィ 『スパイ教室』
11位 青山優雅 『僕のヒーローアカデミア』
11位 秋山優花里 『ガールズ&パンツァー』
11位 志摩廉造 『青の祓魔師
11位 水無怜奈/本堂瑛海/キール 『名探偵コナン』
15位 あさぎりゲン 『Dr.STONE
15位 土御門元春 『とある魔術の禁書目録』
15位 三好 『ジョーカー・ゲーム
18位 アンジェ 『プリンセス・プリンシパル』
18位 フィン・マックミサイル 『カーズ2』
18位 峰不二子ルパン三世
18位 ライナー・ブラウン 『進撃の巨人

(回答期間:2024年6月29日~7月4日)

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。
結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
編集部おすすめ