『プリキュア』は、2004年2月1日に放送が開始された『ふたりはプリキュア』から現在放送中の『わんだふるぷりきゅあ!』まで、これまでに21作品があり映画も32作品が劇場公開されているアニメシリーズだ。主人公たちが伝説の戦士「プリキュア」に変身して強大な力に立ち向かっていく中で、友情や絆、成長などのテーマを描く。毎年モチーフやテーマ、登場人物を刷新して継続されている。
『ドキドキ!プリキュア』は、2013年から2014年まで放送されていたシリーズの10作目にあたる。考えるよりも前に体が動いてしまう女の子・相田マナや、清楚で知性あふれるマナの親友・菱川六花、おっとりしたお嬢様・四葉ありすたちがプリキュアに変身。愛を忘れた“ジコチュー”たちを浄化していく、愛と勇気と秘密に満ちたドキドキの物語を描いた。
このたび発売される『小説 ドキドキ!プリキュア』は、そんな本作のTVシリーズ最終回のその後を完全オリジナルストーリーで描くもの。著者はアニメのシリーズ構成を担当した山口亮太で、表紙は『ドキドキ!プリキュア』のキャラクターデザインを担当した高橋晃が描き下ろした。
今も根強いファンが多く、小説発売の情報が発表された2024年1月には「またあの6人に会える!」と瞬く間にネットで話題になっていた。新しいプリキュアのほかにオリジナルキャラクターも続々と登場し、残された謎も回収されるファン必読の一冊となる。ぜひ10年越しに、本書で『ドキドキ!プリキュア』のキャラクターたちと再会してみたい。
TVアニメ『ドキドキ!プリキュア』の最終回の続きを描く『小説 ドキドキ!プリキュア』は定価1,200円。
『小説 ドキドキ!プリキュア』
定価1200円(本体1091円)
2024年9月17日(火)発売
(C)東映アニメーション