ヤマハ発動機は4月15日、静岡県周智郡森町の複合型体験施設「森町体験の里 アクティ森」内に、マウンテンバイクパーク「Forecha(フォレッチャ)」を開設すると発表した。


 あわせて、同町内の山にある古道を活用したトレイルコースも整備し、初心者から上級者までマウンテンバイクを楽しめる環境を整えるとしている。

プレオープンは4月25日、グランドオープンは5月1日の予定。


ヤマハが整える“乗る場所”
パークと古道トレイルを同時展開

 国内ではアウトドアレジャーへの関心が高まる一方で、マウンテンバイクは走行環境が限られ、欧米と比べて利用人口が少なく、体験の機会や場所も限られていたという。


 電動アシスト付きマウンテンバイクを手がけるヤマハ発動機は、山林や山道の活用、コースづくり、体験施設の運営支援などを通じてビジネス創出を目指しており、その一環として「Forecha」を開設する。


 施設内のパークに加え、実際に山林を走りたい人向けとして、森町内の古道を活用した約1.1kmのトレイルコースも整備した。こちらは森町の協力のもと、地域住民の理解を得ながら、ヤマハ発動機の社員有志らがボランティアで整備したものだという。


未就学児から上級者まで対応
5コースで幅広い層を取り込む

 「Forecha」は、未就学児も利用できる超初級コースから、起伏やバンクを備えた上級コースまで、レベルに応じた5コースを用意する。


 マウンテンバイクは電動アシスト付き車両を含めて貸し出しに対応し、利用者の車両持ち込みも可能。さらに、レンタサイクルとしてパーク外で利用できる仕組みも整えるほか、より上達したい利用者向けの講習開催も予定している。


地域活性化の一手にも
森町との連携で交流人口増加を目指す

 「Forecha」の施設整備は森町が担い、マウンテンバイクに関する知見を生かしたコース設計の監修と、今後の管理・運営はヤマハ発動機が担当する。


 森町には、電動アシスト自転車のドライブユニット生産拠点も所在しており、両者は2025年に「地域活性化に関する包括連携協定」を締結している。今回の取り組みは、その協定に基づく施策のひとつでもある。


 ヤマハ発動機は、今回の取り組みについて、マウンテンバイク文化の普及を通じて地域の交流人口増加や活性化に寄与するとともに、自然の魅力への関心を高め、山道の整備や保全など中山間地域が抱える課題の解決にも貢献することを目指すとしている。


 施設の所在地は静岡県周智郡森町問詰1115-1で、営業時間は9時から17時まで。火曜・水曜は休館だが、祝日は営業する。

4月25日にはオープンセレモニーも予定されている。


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