500譲りの愛らしさと、使い勝手の良いBセグサイズ
FIATといえばチンクエチェント(500)を思い浮かべる人も多いのでは? ですが日本向けの生産はすでに終了。その代わりと言っては何ですが、魅力的なコンパクトSUVが届きました。それが、「セイチェント(600)」です。
丸っこくて愛らしいフォルムに、500eにも似た「ジト目」のフロントマスク。とてもキュートなクルマです。ボディーサイズは全長4200×全幅1780×全高1595mmと、トヨタのヤリスクロス、アウディのQ2に近い大きさで、価格はアウディ Q2に近い434万円です。
パワートレインは1.2L 直3ターボエンジンにモーターの組み合わせ。リチウムイオンバッテリーの容量は0.89kWhということなので、モーターを補助的に使うマイルドハイブリッド動作です。ですが、30km/hまでなら電気だけで走行できるとのこと。最高出力はエンジンが136馬力、これにモーター22馬力のシステム出力145馬力が公称値。
燃料はハイオクのみで、タンク容量は44L。燃費はWLTCモードで23.2km/Lということなので、1回の給油で1020.8km走行できる、という計算になります。
「500」とは雲泥の差! 実用的になった広大なラゲッジ
バックドアを開くと、容積385Lの容積のある荷室が姿を現わします。チンクエチェントの狭い荷室から比べると、雲泥の差といえるでしょうか。ライバルと比べると、わずかに容積が少ないようです。
後席を倒せば荷室容積が大幅に拡大。
後席はポップなインテリア。BセグメントSUVですので狭いですが、チンクエチェントの時に比べれば天国です。何より5ドアですから乗降しやすいのも魅力です。シートにはFIATとステッチが描かれていました。USBはType-Cを1系統用意。
イタリアンな遊び心と最新機能が融合したコックピット
運転席もポップな世界観。おもちゃっぽさはあまりなく、毎日乗るクルマらしい良さがあふれていました、
メーターパネルは液晶で、フードがあるので写真のように日の光が入っても見やすかったです。情報はシンプルですが、ハイブリッド動作のアニメーションなどもありました。
センターコンソールにはワイヤレス充電に対応するスマホホルダーとUSB Type-C端子、そしてボタン式のシフトセレクターを配置。そのため、センターコンソールはとてもスッキリしています。
シートは電動式。ランバーサポートも調整できます。
スマホ連携はApple CarPlay、Android Autoに対応します。ですが接続は有線接続のみ。音楽再生のみでしたらBluetoothで問題ありません。
キビキビした走りと、クラスを超えた高速安定性
運転して楽しいのがイタリア車の魅力。それはセイチェントにもシッカリと受け継がれています。チンクエチェントのじゃじゃ馬からすると、落ち着いた乗り味なのですが、それでもほかのBセグメントSUVにはないキビキビ感があって、ただただ楽しくて仕方がないクルマ。
ツインエアーエンジン搭載のチンクエチェントのような走行音の大合唱はないので、普通のクルマとして快適に過ごせます。驚いたのが高速での安定性。直進性が高く、地面に張り付いたような安定感。とてもこのボディーサイズからは考えられない高速での安心感は、一体何なのかと。ロングツーリングがラクなクルマの予感がしました。
チンクエチェントの良さに、大人のフレーバーを混ぜたかのようなセイチェント。個性的という言葉で片づけてはいけない、実にイイクルマでした。
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