◆明治安田J1百年構想リーグ・東 ▽第15節 川崎1―0東京V(6日・U等々力)

 川崎は後半28分のMF脇坂泰斗(30)の先制点が決勝点となり、東京Vを1―0で下した。

 2連敗中のチームに勢いをもたらしたのが、プロ初先発となった高卒ルーキーのFW長璃喜(おさ・りゅうき、18)だ。

埼玉・昌平高から今季加入したドリブラーは、右サイドハーフで出場し、前半1分、ボールを受けるとそのままドリブル、クロスと繋ぎ、いきなりのチャンスメイク。惜しくも得点には繋がらなかったが、「自分の特長が出た。そこから波に乗って試合に入れた」。最初のワンプレーで勢いに乗ると、その後も得意のドリブルを活かした攻撃で、相手ゴールを何度もおびやかした。

 守備に関しても無失点に貢献。「(守備は)多少は自分でも考えた」としつつも、「山原選手と(佐々木)旭選手がずっと声をかけてくれた。その指示通りやっただけ」と、同サイドで出場した、右サイドバック山原怜音(26)と、途中から出場した佐々木旭(26)への感謝の言葉を口にした。

 後半44分に途中交代となり、フル出場は惜しくも叶わなかったが「(長時間出場で)1対1の部分は自信になった。フルで出たい気持ちはあるけど、フレッシュな選手が出た方がいい、チームの勝利が優先」と前を見据えた。

 2連敗中での起用に不安があったが「ちょっとした気遣いをしてくれて、やりやすい環境をつくってくれる」と感謝。自身が先発した試合での勝利に「めっちゃうれしいです」と笑みを浮かべた。

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