北中米W杯(日本時間6月12日開幕)の日本代表メンバー発表会見が、15日に行われる。8大会連続8度目のW杯に臨む森保ジャパンのメンバー26人が決定する。

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 日本が初出場した1998年フランス大会のメンバー発表は、同年6月2日にスイス・ニヨンで行われた。同地での直前合宿には、5月7日に発表した25選手が参加した。当時の登録メンバーは22人。岡田武史監督は「外れるのは、市川、カズ、三浦カズ、それから、北澤。3選手です」と声を震わせながら発表した。三浦知良、北沢豪(ともに当時V川崎)、市川大祐(当時清水)の3人が、W杯代表メンバーから外れた。

 31歳のベテラン・カズの非情な形で告げられた落選劇に、世間から賛否の声が巻き起こった。

 落選が決まった直後、カズは盟友の北澤ともに合宿地のニヨンを離れ、ミラノへ向かった。髪を金髪に染め上げた姿で6月5日に帰国したカズは、成田空港で行われた会見で「日本代表としての誇り、魂みたいなものは向こうに置いてきた」とコメントした。

 日本代表はアルゼンチン(0―1)、クロアチア(0―1)の強豪に連敗し、グループリーグ敗退が決定。第3戦のジャマイカ戦(1―2)で中山雅史の歴史的初ゴールで一矢報いたが、3戦全敗で世界との差を痛感させられる結果となった。

 中盤で活躍した中田英寿(当時21)、カズの11番を引き継ぎW杯の舞台を経験した小野伸二(同18)らの存在は4年後の自国開催へとつながることになる。

【フランス大会メンバー】

▼GK小島伸幸、川口能活楢崎正剛

▼DF名良橋晃、相馬直樹、井原正巳、小村徳男、斉藤俊秀、秋田豊、中西永輔

▼MF山口素弘、伊東輝悦、中田英寿、名波浩、小野伸二、服部年宏、森島寛晃、平野孝

▼FW中山雅史、呂比須ワグナー、岡野雅行、城彰二

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