13日、第79回カンヌ国際映画祭で深田晃司監督最新作『ナギダイアリー』の公式上映が行われ、深田監督、主演の松たか子、共演の石橋静河が出席した。



 カンヌ国際映画祭は12日に開幕。

『ナギダイアリー』は最高賞パルムドールを競うコンペティション部門に選出され、同部門出品の日本映画の中ではトップバッターとして上映された。松と石橋は今回が初めてのカンヌ参加。深田監督は2年連続の参加、初のコンペティション部門の出品となった。



 上映終了後、エンドロール中から約7分間にわたる拍手喝采のスタンディングオベーションが起こり、多くの観客が賞賛の声をかけた。この歓迎に、深田監督は「9年前に始めた企画です。プロデューサー、奈義町の皆さん、素晴らしい俳優たちのおかげで完成しました。最高の舞台で上映できたことを嬉しく思います」とコメントした。



 授賞式は、フランス現地時間5月23日に行われる。『ナギダイアリー』は、9月25日(金)より新宿ピカデリー、ユーロスペース ほか全国の劇場で公開される。



〈公式上映直後のコメント〉



・深田晃司監督



 すごく奥行きのある(コンペティション部門の公式上映を行う)リュミエールという空間で、世界初の上映を共有できるというのはとてもありがたいことでした。映画祭というのは多様性・多様な価値観というのを把掘して光をあてる場所だと思っていますし、映画というのは世界を知るための窓であるものだと思っています。映画祭を通じてそういったことの価値が見直されていくといいなと思っていますし、たくさんの景色に触れてもらいたいなと思っています。



・松たか子



 自分が(映像に)映っている作品として、海外の映画祭に参加するのは初めてですが、“この映画祭を盛り上げるぞ”という雰囲気がカンヌの街全体から伝わってきてとても華やかなエネルギーを感じています。深田監督との仕事は初めてでしたが、物語を描くことに対する想いの深さを感じていました。その想いにどこまで自分が答えられるか自信はなかったのですが、お話を作る道のりの中にたまたま乗り合わせた者として、新鮮な空気がそこに加われば、という思いでお仕事ができて楽しかったです。



・石橋静河



 夢の様な展開に圧倒されています。上映後の会場の様子にも歴史や誇りを感じましたし、今日も興味を持ってたくさんの人が上映を見にきてくださっている感じがして、仕事を続けてきてよかったなと思いました。願っても来られるものでもないので、本当に深田監督には感謝しています。



文:BEST T!MES編集部

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