公益社団法人日本看護協会は5月10日(日)、2026年「看護の日」イベント「KANGO部!」を開催した。本イベントでは、昨年に引き続きMCをハリー杉山(41)が務め、スペシャルサポーターとして俳優の見上愛(25)、「看護の日」キャラクターのかんごちゃんが登場。

看護にまつわるエピソードや、看護職を目指す中高生への温かなエールを交えたトークセッションが行われた。



 スペシャルサポーターの見上は、現在放送中の連続テレビ小説『風、薫る』(NHK)にて、明治時代の看護師・大関和(おおぜき・ちか)をモチーフにした主人公・一ノ瀬りんを演じている。



 「当時の女性は特に、生まれや育ちによって生き方が決められてしまう時代だったと思います。その中で、本作の主人公たちは、日本にはまだ根付いていなかった“看護”という仕事に向き合っていく物語であるため、第一人者としての覚悟や芯の強さを大切に演じたいと思っていました」と、演技に対する思いを語った。役作りでは、看護師の友人に話を聞き、ナイチンゲール研究の講義も受けたという。







 



 また、看護への理解を深めたエピソードについて聞かれると、劇中でも描かれるフローレンス・ナイチンゲールの著書『Notes on Nursing』の翻訳シーンを振り返った。



 「当時は“observe”=“観察”という概念がまだ日本で広く浸透していなかったことを知り、看護とは“手”や“目”を使って“患者さんを看る”ことなのだと学びました。看護の基本は“観察”にあると改めて実感し、今もその意識を大切に演じています」。



 演じていくなかで、看護という仕事の印象にも変化があったという。「看護には“これが正解”という一つの答えがあるわけではなく、一人ひとりに合った答えを探していく仕事なのだと感じました。台本を読むだけでは分からなかった患者さんの悩みや思いを、劇中の現場指導の先生方と相談しながら考え、悩みながら演じています」とコメント。患者ごとに異なる課題や向き合い方があることを、役を通じて深く実感したと話した。









 MCのハリ―は、第2部で昭和医科大学 保健医療学部看護学科の学生や教員とともに登壇。看護学生のリアルな学びや実習について語った。



 そして、「看護職とは、正解が一つあるわけではない仕事。向き合い、葛藤し、最終的には患者さんのエネルギーとなって現代社会を支えている存在だと思います。社会のヒーローであり、最大のリスペクトを込めさせていただきました。看護職の方が身近にいたら、ぜひ一言メッセージをかけてほしい。Thank you!」と、看護職への深い感謝を伝え、イベントを締めくくった。



 アーカイブ映像などは、日本看護協会公式ホームページおよび「看護の日」公式YouTubeチャンネルで公開されている。



取材・撮影:BEST T!MES編集部

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