交流戦に入って巨人の調子が上がっている。6月7日まで12試合を消化して、7勝3敗2分とセ・リーグのチームで唯一貯金を作っている。
6月2日には、3点を追う8回、一死満塁の好機で代打・丸佳浩が逆転満塁本塁打を放って逆転勝利。好調ぶりに巨人ファンからはこんな声が。
《巨人、監督変わってから強くなったような気がする…阿部の娘、有能…》
《巨人、阿部が辞めてから強くなった?》
阿部慎之助監督から橋上秀樹監督代行になって野球が変わったのだろうか。50歳まで現役を続けた山本昌広氏は、次のように語った。
「奇をてらうよりも、セオリーに行った方がいい時もあるので、代行になってからセオリー的な野球をやっていると思いますね」
監督経験がある谷繁元信氏も似たようなコメントをしている。
「セオリー通りというか、選手の起用法でも状態によって打順を変えたり、ポジション、選手を変えたりしながら、とりわけ特別なこと、変わったことをしているわけではないと思うんですよね」
やっている野球がセオリー通りなら、首脳陣、特に監督が変わったことで選手やコーチの意識に変化が出ている可能性が高い。橋上代行になって以降、ベンチにいる選手から笑顔が出ていたり、思い切ったプレーをしている姿が目立つのだ。この部分は交流戦前と明らかに違っている。
阿部前監督といえば、昭和的な指導が度々話題に上った人物であり、一部のファンから批判を浴びたことがある。現役時代にマウンドで澤村祐一氏の頭を叩いたシーンはあまりにも有名だ(澤村氏は「感謝している」とコメント)。
監督を辞任した理由も、長女への暴行による現行犯逮捕がきっかけであった。一方で復帰署名も出ていることから、多くのファンや先輩後輩から慕われている一面も感じられる。
しかし「週刊文春」の記事によると、阿部前監督の長女は児相に相談した際、「警察に通報しますか」と聞かれたら「通報してください」と答えたという。
これが事実なら辞任会見で読み上げた長女の手紙にある「意図せず警察に通報された」との整合性が問われてくる。
この件はまだ捜査中のため、どうなるかは不明だが、自分がいなくなったチームの好調ぶりに複雑な気持ちを抱いているだろう。
文:BEST T!MES編集部
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