…というのが、事前にメンバーに伝えられた企画内容。実は…本人たちには内緒で、イベント後の「ガチ私服」を抜き打ちチェックするのが、もうひとつの目的だったのだ!
写真を拡大 松井珠理奈〈JYURINA MATSUI〉 1997年3月8日生まれ、愛知県出身。
いよいよ本日発売! ということで、やっぱり発売日はこの人に登場してもらいましょう! 不動のセンターにしてグループの「象徴」松井珠理奈さん!
19歳とは思えない大人びた表情の彼女、私服はどんな格好か楽しみ!




【珠理奈さんにファッションQuestion!】
Q.今日のファッションのポイントは?
A.大人っぽすぎず、子供っぽすぎないコーデにしました! パンツが長いぶん、トップスは透け感のあるキャミで肌見せしています!
Q.今日の私服、自分で採点するとしたら100点満点で何点?
A.77点! ラッキーセブンで(笑)
Q.普段あなたの私服を見たときのメンバーの反応は?
A.大人っぽいって言われることが多いです! 普段からモノトーンをよく着るので、かわいいって言うよりは、かっこいいとか。
Q.メンバーで一番私服がおしゃれだと思うのは誰?
A.江籠裕奈ちゃん! 自分に似合う服を知っている気がします。いつもかわいい!
さて、そんな珠理奈さんのファッション、プロの評価はいかに!?
【珠理奈さんの私服を人気セレクトショップ
「BEAMS」さんと一緒にファッションチェック!】


梅田 先日の北川さんも大人っぽいなあと思ったんですが、それ以上に松井さん、19歳には見えない! いやあ、びっくりしました。
編集 私も何度か取材したことがあるんですが、本当に綺麗な方で。
梅田 写真からも伝わります。それだけに…一点だけ…。
編集 えっ、私はとってもおしゃれだなあと思ったんですが…。
梅田 いえいえ、ご本人のファッションはとてもバランスがとれていて、ひとつひとつのアイテムチョイスもセンスを感じます。ただ、これだけ大人っぽい雰囲気を持っていらっしゃる方なので、カジュアルな服装よりもシックな着こなしのほうが映えるかなと思います。
編集 なるほど、そういうことですね。

梅田 特にデニムジャケットにレースのキャミソールという組み合わせは、合わせ方によっては少し子供っぽく見えてしまうところもあるので、例えばロング丈のトップスを持ってくるなどしてもいいかもしれません。
編集 たしかにスタイルも良いので、縦のラインをつくるとよりスラっと見えてかっこよくなりそう!
梅田 はい。もちろんファッションのテクニック的なところやアイテムの選び方の面ではとても勘の良い部分をお持ちだと思いますので、あとは「自分のより似合う」「自分がより映える」色やアイテム選びを実践されると、よりオシャレ度がアップすると思いますよ!
【珠理奈さんの「ガチ私服」を☆5つで評価!】
<色使い> ★★★★☆
<統一感> ★★★★☆
<モテ度> ★★★☆☆
<個性度> ★★★★★
総合評価は・・・★★★★☆(星4つ!)
ポップ&カジュアルな世界観はすでにバッチリ完成済み。ワッペン付きのジャケットやパンツのシルエットなど個性度もバツグン。これから20歳を超えて、本人の持つ大人っぽい雰囲気がより映えるファッションもぜひ見てみたい!

――2ndアルバム『革命の丘』がついに発売になります。実に4年半ぶりのアルバムです。
松井 長かったですね。今作は4形態で、たくさんの楽曲が入ってますけど、アルバムの中に収録しきれないほどの楽曲がこの4年半の間に生まれましたからね。
――松井さんはほぼ全ての楽曲に関わっていますので、どの曲も大切かと思いますが、あえて一曲、思い入れのある曲を選んでいただけますでしょうか。
松井 う~ん、沢山あって選べませんね、メッチャ難しい(笑)。でも一曲だけ選ぶとすれば、『強き者よ』かな。
――今作には新録曲がいくつかありますが、松井さんのオススメの一曲は?
松井 きっとみんな色々な曲を挙げてくれると思いますので、あえて自分しか言わないでしょう、ソロ曲『花占い』……をオススメします(笑)。過去にも『赤いピンヒールとプロフェッサー』というソロ曲を歌わせていただいているんですけど、それはダンサンブルな楽曲でした。今回はバラード、しかも初の作詞に挑戦しました。
――片想いに悩む少女の気持ちを歌った歌詞ですよね。書かれている時はどういうお気持ちでした?
松井 悩むことなく、結構スラスラと書きあげられたんですよ。30分ぐらいかな? ずっと秋元康先生の歌詞を私たちは歌ってきたので、すごく言葉が身体に染み付いていたからでしょうね。秋元先生って「男性なのに、女の子の気持ちをなんでそんなにわかるの!?」というぐらいの言葉を書かれるじゃないですか。心の中にある言葉を形にするってスゴイなぁといつも思っていて。
――ちなみにここは自分でもお気に入りだな、というフレーズはありますか?
松井 2番のAメロの “私の恋愛の教科書は、ドラマやラブソング” というフレーズです。ここはリアルな部分ですね(笑)。秋元先生の書かれる歌詞は恋についての言葉が多いじゃないですか。なので私は、楽曲から「恋をするってこういう気持ちになるんだぁ」、「こういう時に男の子ってこんな気持ちになるんだ」とかいうのを教えてもらってたんです、実際に恋愛をしたわけではないので(笑)。そういう歌詞にキュンキュンしていたから、その時の気持ちをストレートに書きました……改めて自分の書いた歌詞と向き合うのは恥ずかしいですね(照)。一応恋愛としての好き嫌いをテーマに歌っているんですけど、男女の仲だけでなく、同性同士でも心がすれ違ったり素直になれない時があるじゃないですか。そういう時の裏腹な気持ちと照らし合わせて聞いても、伝わる内容になってます。大切な人のことを思い浮かべて聴いてもらえたらなぁと思ってます。
――この4年半、SKE48には色々な出来事が起こりました。

松井 ……たくさんありすぎて絞り切れないですね(苦笑)。2015年12月にAKB48さんとの兼任を解除したことかな。同期の松井玲奈ちゃんが卒業し、「なんとか私がSKE48を盛り立てないと!」と思っての行動でしたので、これがやっぱり一番です。AKB48があるから私たちSKE48が存在するのも重々わかっているので、私も48グループの一員としてAKB48としても頑張りたいという気持ちは強く持っています。だからこそ、SKE48の勢いがない!と言われると、AKB48に迷惑がかかると思ったんです。自分がいるグループをまず盛り上げて、負けてられないな!と思ってもらうことが何よりの48グループへの恩返しになるんじゃないかなと、そう思ったんです。
――今回のリード曲『夏よ、急げ!』は楽曲はもちろん、PVも印象的な出来でしたね。
松井 フフフ、ものすごい作品ですよね。最初、ワンカットの一発撮りと聞いた時に、SKE48だからこの企画ができるなぁと思ったんです。紅白歌合戦に初出場したときも『パレオはエメラルド』で一体感のあるラインダンスを披露したりと、SKE48=全員の気持ちを一つにするパフォーマンスが多かったんですよ。だから、そういう一体感が信条のSKE48だからこそ、全員が力を合わせて、全員が同じぐらい頑張らないといけない作品の話がきたんじゃないかな?と思いました。
――“一体感、ガムシャラ”というSKE48の持ち味を最大限発揮するために、ワンカットという手法が取られたと(笑)。
松井 そうそう。だから、嬉しかったんですよ。難しいことに挑戦させてもらえることで、私たちはより一層成長できると思ったんですよね。このPVはもう全編が見所です、一瞬でも目が離せない作りになってますから。何より、このカメラが観ている“自分”の目線になれるんですよね。私たちが「おいで、おいで」と手招きして、PV世界に観ている人を誘って、まるでSKE48メンバーになったかのような体験ができる。これは新しいなぁと思います。
――最後に、『革命の丘』をこれから手に取ろうと思っている方に向けて、一言メッセージを。
松井 「デビュー曲から最新曲まで収録しています。SKE48、8年の軌跡を目撃せよ!!」…CDショップのポップ風に一言言わせていただきました(笑)。4年半ぶり、というだけでなく私たちの今までの全てが詰まってます。入門編としても最適ですし、今まで応援してくれている方も再度歴史をたどりながら私たちと一緒に革命を起こしていこう!という気持ちになってもらえればいいなと思います。