あの人気若手俳優の言動が波紋を呼んでいる――。
先日、俳優の野村周平が街中でファンの女性と並んで写真撮影に応える映像がインターネット上にアップされ拡散。
この映像に対しネット上では「女性ファンはオッケーで男の声はガン無視か」「ニコリともしないし歩きタバコで感じ悪い」「歩きタバコはルール違反」といった声が続出。これを受け野村は、自身のツイッターで「写真撮ってんのに対応冷たいとかマスコットキャラクターじゃねーんだよ」「歩きタバコ? その前に盗撮だろ」と苦言。一般ユーザーからは「いやその前に歩きタバコだろ」「言いたいことはわかるけど歩きタバコは本当に危ないから」などと批判が集まり、野村はツイートを削除した。
このほかにも野村は、主演を務める連続テレビドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』(テレビ朝日系)の第1話が放送された翌日の今月20日、中指を立てた画像をインスタグラムに投稿。再び「そのポーズやめてください」「俳優なんだから自覚を持って」などと炎上する事態となった。
野村といえば、昨年にもインスタグラムで自身が喫煙する写真を投稿し、喫煙を批判する声と擁護する声が沸き起こり、野村はツイッターで「タバコ吸ってたら印象悪い。タトゥー入ってたら印象悪い。意味わからない」と発言し議論を呼んでいたが、テレビ局関係者は語る。
「野村は演技には定評がありますし、仕事の現場でも常識を踏まえた振る舞いで、悪い評判は聞かれません。先輩の俳優たちからも、かわいがられているようです」
●キャラづくりを意識?
では、なぜ野村は最近、たて続けにネットを炎上させる言動をしているのだろうか。
「野村は現在、純愛モノの連ドラ『僕の初恋をキミに捧ぐ』で重い病気を持つ高校生役を演じていますが、これまでも“純朴な青年”という役どころが多く、“正統派イケメン”というイメージが強い。
野村は先日も深夜に繁華街で変装もせず堂々と女性とチェーンのそば屋でデートする様子を週刊誌に撮られたりと、ややヤンチャな面もあり、そういう部分がエスカレートして何か不祥事を起こしてしまう危険を心配する声もあるようです。これ以上イメージが悪くなれば、今後のドラマや企業CMなどの仕事に悪影響が出てもおかしくありません」(別のテレビ局関係者)
野村といえば、前クールから2クール連続で連ドラの主演を務めるなど、仕事はいたって順調だが、こうしたプライベートな言動が仕事に悪い影響を与えてしまう恐れはないのだろうか。
「野村は、一昨年に未成年女性との飲酒・淫行事件を起こして芸能活動停止となった小出恵介と同じ事務所に所属しており、事務所は野村を“ポスト小出”として猛プッシュしています。もともとこの事務所は所属タレントをガチガチに管理するというよりは、私生活面は本人の意思を尊重して自由にさせることで知られています。結果としてそれが今回のような炎上騒動を起こしてしまったという見方もありますが、俳優としての“幅”を広げるためには、タレントの生活を1~10まで管理し過ぎるのも良くない。『事務所の管理が甘い』と批判するのは、ちょっと違うと思いますよ。
ただ、さすがに今回の件は野村の“やり過ぎ”感は否めず、事務所としては“若気の至り”ということで注意しつつも、大切に育てていく方針には変わりないでしょう」(芸能事務所関係者)
さらなる野村の飛躍に期待したい。
(文=編集部)