「2019ミス・ジャパン」東京大会最終選考会が3日、都内で行われ、人気女優の土屋太鳳、俳優の土屋神葉の姉で会社員の土屋炎伽(ほのか)さんが、東京代表の座を射止めた。妹の太鳳は、今やドラマ、映画、テレビCMなどに引っ張りだこの人気女優とあり、注目を集めたが、メディア関係者からは「出来レース」「話題づくり」といった厳しい声が相次ぐ。
ミス・ジャパンは、「ミス・ユニバース・ジャパン」や「ミスター・ジャパン」などを運営するHDRが新たに設立したものだが、テレビ局関係者はいう。
「これらのコンテストには、実は某大手芸能事務所がかかわっており、炎伽さんは今回の結果を受けて芸能界入りの大きなチャンスをつかんだといえます。新設されたばかりのミス・ジャパン自体の知名度を上げるために、話題づくりは必須。他の出場者はかわいそうですが、炎加さんの東京代表選出は出来レースのように思えます。日本大会や世界大会であれば、多くのメディアが取材に集まりますが、東京代表を決める予選の段階でこれだけメディアが集まることはありません。
もちろん、テレビ局やスポーツ紙をはじめ主要メディアには、事前に太鳳のお姉さんが出場することも知らされていたからで、そうでなければ超多忙な太鳳まで会場に応援に来るなんてあり得ないでしょう。すでに水面下では炎伽さんの芸能界デビューの話も進んでいるとも聞こえてきます」
一般的にワールドワイドな最近のミスコン代表かかは、170cm超えの高身長がほとんどだといわれる。明治大学時代からやっているというチアリーディングで鍛え上げられたボディを持つものの、身長は155cmと小柄といえる。別のテレビ局関係者は言う。
「17年にミス・ユニバース日本代表に選ばれた阿部桃子さんは、芸能リポーター・阿部祐二のひとり娘ということで話題を呼びましたが、身長は175㎝。誰の目からみても女王選出に説得力があります。主催元としてはイベントへの世間の関心を集めるために、炎伽さんを東京代表予選で派手にメディア露出させたのでしょう。
東京代表に選出された炎伽さんの背中を、他の出場者はどのような思いで見ていたのだろうか。
(文=編集部)