家には、幸運が舞い込む「住んでイイ家」と「住んだらヤバい家」の2種類がある! 土地探しや設計段階から住居にたずさわる風水鑑定士で、物件マニアでもある愛新覚羅ゆうはん氏が、「風水」「家相」「心理学」の三本柱をベースに、 新しいお家開運術をご紹介!

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○風水・家相で見る「事故物件」はやっぱりヤバい物件だった

相場よりかなり安い物件に出会ったら「もしかして、事故物件?」と思われることがあるでしょう。そして、多くの方は、「事故物件には住みたくない」と思いますよね。
もちろん、風水・家相と事故物件には、「形殺」や、忌み地に建てられた物件など、因果関係がある場合が多いといえます。

事故物件サイトを見ても、都市部や歓楽街は、事故物件を表す「炎マーク」が多めなのですが、同じ建物で立て続けに「炎マーク」が付く物件の風水・家相を見ると、やはり因果関係はないとも言い切れないことが珍しくありません。 

近年話題の事故物件サイトといえば、『大島てる』です。私が事故物件サイトを見るようになったのは、2011年の東日本大震災後のことです。当時住んでいた家は駅の近くで、とても便利な立地にあったのですが、川の横で地盤が緩く、地震の揺れが想像以上にすごかったのを覚えています。そんなこともあり引っ越しを考え、参考にしていたところ、すぐ近くにちょうどいい物件を見つけました。


事故物件じゃないみたいだし、繁華街も近いし、生活に困らないだろうと選んだのですが、実はこの部屋の真向かいの家が事故物件で、住んだ人は皆、2年もせずに引っ越してしまうのだと……。風水・家相をやっている私は、これはチャンスだ!と思い、「事故物件による悪影響は化殺で相殺し、開運できるか?」という実験をすることにしました。

この頃から、事故物件サイトを見ては「どうして事故物件になってしまったのか?」と考え、地理風水や陽宅・家相の視点で多角的に研究を始めました。

事故物件である向かいの部屋を意識しながら、さまざまな風水的な対策をしてみたところ、見事に成功! 自分自身に禍が起こることはなく、むしろよいことが続きました。

まず、この体験談の書籍化が決まり、さらに「風水×事故物件」をテーマに、『大島てる』の管理人・大島てるさんと念願のコラボレーションイベントも実現! その後もご縁があり、大島てるさん主催の『事故物件ナイト』というイベントにゲストとして呼んでいただくなど、運気が下がることはありませんでした。

今では、事故物件のエンタメ性が強くなり、興味本位の人もいれば、安ければいいと割り切る人が多く現れ、需要が増えているようです。


ただし、長期的に住めるかといえば、風水・家相で何らかの対策を打っても限界があるのも事実。事故物件に限らず、これまでに紹介したようなヤバい物件も同様です。長く住むことができない家は、ひたすら人の出入りが激しい状態が続くか、空き家の状態が続いてしまうかのどちらかです。

もちろん、住まいに対する価値観は人それぞれ。住む人が事故物件であることを受け入れており、居心地が悪いとか、体調に影響が出てきたなどということがないのであれば、それほど気にしなくてもいいでしょう。

本連載は、風水師の愛新覚羅ゆうはん氏による 『人生が変わる! 住んでイイ家ヤバい家』より、一部を抜粋してご紹介しています。


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○『人生が変わる! 住んでイイ家ヤバい家』(日本文芸社)
著者:愛新覚羅ゆうはん

家には2つの種類があります。幸運が舞い込む「住んでイイ家」と、不幸が訪れる「住んだらヤバい家」。土地探しや設計段階から住居にたずさわる風水鑑定士であり、 自身も物件マニアである著者が、事故物件体験談も交えながらレクチャー。 古代中国発祥の「風水」と日本独自に作られた「家相」、 そして“快“か"不快“かを扱う「心理学」の三本柱をベースにした新しいお家開運術。さらに、ヤバい事故物件は大島てる氏が監修し、風水術と事故物件の関係性や、著者自身の事故物件体験談、気になる霊障対策も。家を開運スポットにする指南書です。
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