俳優のムロツヨシが主演を務める、映画『身代わり忠臣蔵』(2024年2月9日公開)の出演者が7日、明らかになった。

同作は土橋章宏氏による同名小説の実写化作で、同氏が脚本も担当する。
嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられ、お家取り潰しの危機に両家とも大ピンチ。吉良家家臣からは殿にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方切腹した赤穂藩の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないようなという状況で、世紀の大芝居「身代わりミッション」が幕を開ける。

この度、追加キャストが明らかに。吉良邸に仕える侍女 桔梗を川口春奈、吉良上野介にそっくりな弟・孝証に“身代わり”を持ちかけ、奔走する吉良家家老・斎藤を林遣都、五代将軍・徳川綱吉を北村一輝、徳川家の側用人・柳沢役を柄本明が演じる。

特報も公開され、嫌われ者の旗本 吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられる、有名な“松の廊下事件”からスタート。
吉良家家老・斎藤(林遣都)が、貧乏坊主である孝証(ムロツヨシ)へ「殿に化けて、吉良家をお守り下さい!」と“殿の身代わり”を懇願し、得意げな孝証が「やってやるか!」と啖呵を切ったところから、身代わりミッションが始まる。

「エイエイオー!」と号令を上げる赤穂浪士たちを率いる大石内蔵助(永山瑛太)、優しい表情で頷く吉良邸の侍女・桔梗(川口春奈)、お尻を叩かれ悶絶する吉良家家老の斎藤、あやしく眉を動かす徳川綱吉(北村一輝)のカットが続き、徳川家の側用人・柳沢(柄本明)より「お主、まことに吉良殿であるか…?」と疑われ、顔が硬直する孝証。 バレたら打ち首、良くても切腹が待っている“身代わりミッション”の難しさが垣間見える映像となっている。あわせて到着した新規ビジュアルでは、登場人物たちが口元に人差し指を添えた“内緒ポーズ”で登場している。
○川口春奈 コメント

本作の中で、少しでも華やかでかわいらしい存在になれるよう、楽しんで撮影しました。
あまり時代劇の経験がなかったのですが、コメディということで等身大で挑みました。

ゆるくてほっこりする、かわいらしいシーンがたくさんありますので、是非楽しみにしてください。

○林遣都 コメント

撮影中は、ムロツヨシさんが常に想像を超えたことをされてくるのが楽しみでした。
時代劇ですが難しいことは一つもない、小さいお子さんからご年配の方まで、笑えて感動できる映画だと思いますので、是非楽しみにしてください。
○北村一輝 コメント

徳川綱吉役の北村一輝です。
斬新な感覚で楽しめる時代劇です!
是非ご覧ください。
○柄本明 コメント

柳沢吉保役を演らせていただきました柄本明です。

忠臣藏は何度か出させていただきました。今回は身代わり忠臣藏です。
どんな忠臣藏か。乞うご期待。

(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会