「しゅふJOB総研」は8月24日、「年齢と仕事」をテーマにしたアンケート調査の結果を発表した。同調査は、2023年7月11日~2023年7月18日の期間、「しゅふJOB」登録者の主婦層を中心とする就労志向の女性649人を対象に、インターネットで実施したもの。


就職活動の際、年齢が高く不利益を感じたことがあるか尋ねると、「感じたことがある」(年齢が高くて+年齢が高くても低くても不利益を感じたことがあるの合計)と回答した人は74.3%を占めた。

続いて、仕事を引退するとしたら理想年齢はいくつかを問うと、72.4%の人が「65歳以上」(65歳以上+70歳以上+75歳以上+80歳以上の合計)と答えた。

理想の引退年齢を聞くと、全体平均は65.7歳だった。就活時に年齢で不利益を感じた別で比較すると、「年齢が高くて不利益を感じたことがある」と回答した人は66.3歳だった一方で、「年齢で不利益を感じたことがない」と回答した人は63.0歳となり、差が3歳ほどあることがわかった。

自由回答を求めると、「仕事があり体が丈夫であればいつまでも働きたい」「意欲があっても年齢で除外される事が多い」「年齢が高くなることにより、適切な判断ができることもある」「同じ年齢でも個人差があるので、一概に年齢で切るのはどうかと思う」「若い時には頑張れることが、年々できなくなっている」など、さまざまな声が寄せられた。