『チャーリーとチョコレート工場』(2005)に登場した工場長ウィリー・ウォンカの“夢のはじまり”を描く本作。
楽器を持たないパンクバンド・BiSHのボーカルを務めていたセントチヒロ・チッチは、主人公ウォンカの魔法を信じる孤独な少女・ヌードル役に決定。「ウォンカの相棒として精一杯支えられるよう、私らしく演じさせていただけたらと思っています。頑張ります」と力を込めた。
ボイステストを経て役をつかんだチッチ。「ボイステスト緊張していたんですけど、すごくうれしかったのでルンルンで行ったんです。
さらに、「小さいときから何かになりきって、声に出して絵本を読んでみたりするのが大好きだったので、声のお仕事をさせていただくことがすごく幸せです」と述べ、「9年ぐらいBiSHで活動してきて、その中で培った、心をつかんで何かを伝える気持ちとか、そういう風に得たものもこの作品で生かせたらいいなと思って精一杯やらせていただけたらなと思います」と意気込んだ。
なお、魔法のチョコレートを作り出す純粋無垢なチョコ職人である本作の主人公ウィリー・ウォンカ役はDa-iCEのボーカル・花村想太。そして、チョコが好きすぎて悪事に手を染め、ウォンカに迫る警察署長役にチョコレートプラネットの長田庄平、謎に満ちたチョコレート中毒の神父役に相方の松尾駿、ウォンカの夢を邪魔する街の実力者・チョコレート組合の長であるスラグワース役に岸祐二、スラグワース率いるチョコレート組合の1人・フィクルグルーバー役に武内駿輔、意地悪でがめつい宿屋の主人であるミセス・スクラビット役に松本梨香が決定した。