同作は五十嵐律人による同名小説の実写化作。
女子学生からの質問にも答える永瀬廉
法学部生ら約60人を前にサプライズ登場した永瀬。同作について「法廷シーンもあったので、実際ピリッとした空気が流れていて、プレッシャーは感じながらもちゃんと演じつつ、謎が解けていくうちにセイギが感じたものをどこまで表情や仕草で出していくのか、監督といっぱい話し合いながら、バランスをは調整しながらやっていました」と振り返る。
関教授は「一問一答の形でテキパキと杉咲さんから引き出すところは歯切れよく、答える方もちゃんと答えるという感じで、法廷でやってる現実に近いものがありましたね」と永瀬のシーンを絶賛。弁護士になれるかどうかは「訓練を積んでいけば」と期待を持たせるも、永瀬は「えげつない訓練じゃないですかね?」と苦笑していた。
永瀬は「人生で初めて裁判の傍聴にも行かせていただいたんですけど、そこで感じた空気感はちょっと最後のシーンでも出せたんじゃないかな」と自信を見せる。「人生で傍聴に行くことなかったと思うので、この作品に携われて、新しい経験をさせてもらったことが多いなと思いますね」と感謝した。
女子学生からは「法律を勉強している女性についてどう思いますか?」と質問も。永瀬は「普通の何倍も勉強して知識をつけていかないといけないことだと思うので、ある意味過酷な状況に耐えられる忍耐力があって強い女性が多いのかなと思います」と答えていた。