ミュージカル『天使にラブ・ソングを ~シスター・アクト~』の初日前会見が4日に東京・東急シアターオーブにて行われ、森公美子、朝夏まなと、廣瀬友祐、 梅田彩佳が取材に応じた。

同作は大ヒット映画『天使にラブ・ソングを...』のミュージカル化作。
破天荒なクラブ歌手デロリス(森公美子/朝夏まなと ※Wキャスト)は、殺人事件を目撃したことでギャングのボスに命を狙われ、警察の指示でカトリック修道院に匿って貰う。規律厳しい修道女たちからは天真爛漫なデロリスは煙たがられてしまうが、聖歌隊の特訓に励むうちに、互いに信頼関係が芽生えていく。主演の森・朝夏に加え、石井一孝/廣瀬友祐(Wキャスト)、大澄賢也、春風ひとみ、梅田彩佳、泉見洋平、KENTARO、林翔太、柳本奈都子、河合篤子、福田えり、太川陽介、鳳蘭らが出演する。
○■ミュージカル『天使にラブ・ソングを ~シスター・アクト~』初日前会見に朝夏まなとが登場

4日の公開ゲネプロでは、Wキャストの朝夏、廣瀬が出演。観て欲しいポイントについて聞かれると、朝夏は「今回、シスターたちもまた新しいメンバーが増え、逆に戻ってきたメンバーもいます。シスターに出会ってデロリスが変わっていくストーリーでもあるので、みんなに歌を教えて一緒に盛り上がる1幕のラストのシーンは、やっぱり見どころ」とアピールする。


廣瀬は「エディが歌うナンバーは見応えあるナンバーになってるとは思うんですけど、殻を破る瞬間だったり、人を思って一歩踏み出す瞬間の感動が詰まってる作品なので、エディ的には、最後シスターたちを助けに来る、銃を撃つ瞬間」と回答。「シスターたちと被って、こっち側(上手)からは見えない。こっち側(下手)のお客さんにしか見えないんですけど、撃つまでの瞬間はエディの一つの成長でもあるので、そこです」と勧めると、森が「演出じゃないですか? 見えないのが。で、バッとなってエディだ! って」とツッコミ。さらに宣伝サイドから「映像カメラは上手にある」と教えられ、廣瀬は「じゃあ映らないですね、はい」と締めていた。

また、梅田は「(自身が演じるシスター・メアリー・)ロバートが、音楽室のところで初めて大きい声が出せるところは見てほしい」と希望。
「その時に周りのシスターたちがすごく喜んでくれているのが、とっても愛があって、すごく素敵だなと思うので、そこを見ていただきたいです」と語った。

東京公演は東急シアターオーブにて11月5日~29日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて12月6日~10日、静岡公演は静岡市清水文化会館マリナートにて12月23日~24日。