映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』(11月23日公開)の公開初日舞台挨拶が23日に都内で行われ、GACKT、二階堂ふみ益若つばさ堀田真由くっきー!(野性爆弾)、高橋メアリージュン川崎麻世(崎はたつさき)、藤原紀香、武内英樹監督が登場した。

同作は『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品で、2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。
埼玉県民が東京都民からひどい迫害を受けている世界で、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂)と、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)の活躍を描く。

映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』で夫・片岡愛之助と共演した藤原紀香


妖艶な神戸市長を演じた藤原は、深スリットの美脚で魅了。京都市長役の川崎とのラブシーンについて「本当に、台本を読んでひっくり返ったので。嘉祥寺晃(片岡愛之助)さん、いるねんな。いはるよねと思いなが振り切ってやらせていただきました」と、大阪府知事・嘉祥寺晃役の愛之助の前でのラブシーンに驚いたという。「最後に一つ、大阪府知事の嘉祥寺晃さんからのメッセージを。
『本当はここでご一緒に皆様にご挨拶をしたかったんですけど、今、博多座の千秋楽で、今日はどうしても行くことができずに残念です』ということでした」と、愛之助からのメッセージも伝えた。

川崎も「紀香さんとのラブシーンなんですけど、撮影現場のそこに本物の旦那さんがいらっしゃる。『ええんかなあ』という」と苦笑する。「役者として腹括って、旦那がここにいてもラブシーンをしなきゃいけないということで、遠慮なくさせていただいたところが気に入ったシーンですね。その後に本当の旦那さんにめちゃくちゃ気を遣いまして、『お食事どうですか?』と3人で町中華食べに行きました」とフォローも忘れなかった様子。

藤原は「もう、役者なので、お互いをリスペクトしてすごく楽しんでさせていただきました」と胸を張る。
川崎は「愛之助さんと仲良くなって、紀香さん抜きでその後3軒くらい行きました。僕のこと嫌いじゃないんだと思って、よかったです」とホッとしていた。