アークランズとNECは4月14日、店舗とオンラインショップで会員IDと特典を共通化する会員プログラム『ACPO(アクポ)』を中核とした新たな顧客体験の創出に取り組むことを発表した。
○ACPOで何が変わる?店舗とECを横断した購買体験
具体的には、NECがターゲットの具体化や新会員サービスの設計、新サービスリリースに向けたプランニングなどの顧客戦略を策定した上で、高い安定性とセキュリティを備え、API連携による柔軟なサービス拡張が可能な統合顧客管理・ポイント管理基盤「NeoSarf/DM」を導入し、顧客基盤を維持・拡大する。
これにより、ポイントおよび会員限定特典をチャネル横断で利用可能とするシームレスな購買体験を提供する。
この取り組みに先立ち、2026年3月から一部のエリア・店舗に同基盤を先行導入し、運用を開始。その結果、順調に稼働していることを確認できたため、今回全店舗への導入・展開を実施するという。
○なぜACPOを導入?顧客接点を再設計する狙い
アークランズは、ACPOの導入を顧客体験改革の起点と位置づけ、店舗とオンラインショップをつなぐ利便性の高い購買体験の実現に加え、顧客とのコミュニケーションのあり方そのものの再構築を目指している。
これまで主な情報接点であったチラシやダイレクトメールに加え、今後はアプリを活用した顧客一人ひとりにあったタイムリーで分かりやすい情報発信を行うことで、顧客と継続的につながる関係の構築を進めていきたい方針だ。
将来的には、ACPOをアークランズグループ全体で利用可能な共通プログラムへと発展させることを目指す。
○どう実現する?NECの基盤「NeoSarf/DM」の役割
NECの「NeoSarf/DM」は、店舗とオンラインに分散していた顧客データやポイント情報を統合し、会員IDを軸に一元管理する基盤として機能する。
同基盤はAPI連携に対応しており、各種システムと柔軟に接続することで、チャネルをまたいだデータの連携を可能にする。これにより、店舗とECで共通の会員情報やポイント、特典を利用できる環境を構築する。
こうした仕組みによって、顧客はどのチャネルでも一貫したサービスを受けられるようになり、企業側も顧客ごとの購買履歴や行動データを横断的に把握できるようになる。結果として、個々の顧客に応じた情報提供や施策の展開が可能となり、継続的な関係構築につなげる。











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