RIZIN&Bellatorバンタム級元世界王者で、現在は総合格闘技「RIZIN」等で活躍する、総合格闘家の堀口恭司。

そんな彼が、元フジテレビアナウンサーでスポーツアンカーの田中大貴が様々なスポーツ選手・解説者等を迎えてトークを広げるYouTube「田中大貴のアスリートチャンネル」に出演。

堀口自身の憧れでもある今は亡き山本KID徳郁について、思い出や今伝えたい想いを語った。

堀口恭司が感じる憧れ・山本KIDの魅力「『漢』って感じ」の画像はこちら >>

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堀口恭司が語る「好きな格闘家ベスト3」とは https://cocokara-next.com/athlete_celeb/kyojihoriguchi-favorite-fighter/

背中で語るところがかっこいい

幼い頃から憧れ、KIDのジムに入門し、内弟子となった堀口。憧れとなったきっかけは、PRIDEやK-1で戦うKIDの姿を見てからというが、KIDのどのようなプレースタイルに魅力を感じたのか。

「やはり、あの芸術的なカウンター、そして1発のパンチで相手を沈めるところですかね。自分が日本にいた時は、試合前なんかはずっと映像を見ていました。なんでこの1発で倒れるのかな、とかそういうことを考えながら研究していました。」

そんなKIDを自身の「夢」だと語る堀口。KIDの人間性における魅力についてはこう語っている。

「『漢』って感じで魅力的なんですよね。KIDさんって口数は少ないんですが、『俺の背中を見てれば分かるよ』といった背中で語るところがかっこいいなと思います。自分もそういう漢になりたいですね。」

そんな堀口だが、以前、トレーニング中にKIDに褒められると気分が高揚すると口にすることも。共に練習する中でどのような言葉をかけられたのか。

「KIDさんって、人のことを悪く言わないんですよ。ダメなところがあったとしても、最初は絶対に『いいじゃん!全然良いんだよ!』と入り、ダメなところは『まあ、もうちょっとこうした方が良いんじゃない?』といった言い方なんですよ。相手を否定することは全然ないですね。」

亡くなったとは思っていない

2018年、胃がんとの闘病の末、41歳で亡くなった山本KID徳郁。亡くなってから2年が経ち、改めて堀口は「恩師」への想いを語った。

「全然亡くなったとは思っていないですね。日本にいる時からずっと一緒にいるわけでもなかったですし、離れている期間が長かったので・・・。寂しさとかはないですね。」

そして堀口は、もしKIDが今も生きていたとしたら伝えたいことについて、こう話している。

「KIDさんって、結構ずっと引退しなかったじゃないですか。1回、僕がATTにきてから『俺もATT行きたいんだよね』って連絡があったんです。なので、伝えておきたいというよりは、ここの施設を体験してもらいたかったなという思いはありますね。逆にもし今KIDさんが生きていたら、怪我のことについてアドバイスをくれたと思いますし、ベルトを返してしまいましたが『また取り返せばいいっしょ。もう一回やれば全然余裕だよ』って言ってくれるんじゃないですかね。」

さらに動画内では、堀口とKIDとの「遊び」エピソードについて、さらにはファンへの想いについても語っている。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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