大谷の次回登板は、現地22日(日本時間23日)の予定だ。(C)Getty Images

 二刀流が見せる連日の活躍は、現地アメリカのファンにとってもインパクト十分なようだ。


 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が7月20日(日本時間21日)、米スポーツ局『ESPN』が主催するスポーツ界の年間表彰「ESPY賞」で、「MLB最優秀選手賞」と「男性ベストアスリート」の2冠を達成した。「MLB最優秀選手賞」は2年連続2回目、「男性ベストアスリート」は日本人初で、野球界としては1999年のマーク・マグワイア以来、23年ぶりの受賞だ。

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 NBAのステフィン・カリー、NFLのアーロン・ロジャースといったスター選手を抑えての受賞に、一部では「正直なところ、カリーが受賞しなかったことに驚いている」との声もあった。しかし、ファンは概ね大谷の受賞を肯定的に捉えているようだ。

 大谷の受賞を発表した『ESPN』のTwitterのコメント欄には「間違いなく最もふさわしい」「この偉大な一生に一度の才能を、もっと多くの人に認めてほしい。まさにユニコーン」「正直、毎年受賞してもいいくらいだ」「野球好きでもないが、当然の結果」「簡単な選択だ。

彼は毎日、あらゆる立場で野球界を驚かせている。本当にふさわしい」などと大谷を称賛する言葉が並んだ。

 先日のMLBオールスターでは、宣言通りの初球フルスイングでオールスター初ヒットを記録するなど話題を振りまいた大谷。今後も二刀流で前人未踏の領域を切り開き、スポーツ界を沸かせてくれるだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]