連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の第19週「1992-1993」(第90回)が9日に放送され、るい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)がそれぞれにひなた(川栄李奈)と五十本郷奏多)を励ます姿が描かれると、ネット上には「涙腺崩壊。神回」「朝から号泣」といった反響が巻き起こった。



【写真】錠一郎(オダギリジョー)は撮影所を去る五十嵐(本郷奏多)の元へ 『カムカムエヴリバディ』第90回場面カット

 五十嵐から別れを突きつけられたひなたは何も食べずに自室で塞ぎ込んでしまう。るいは、そんな愛娘を気遣って部屋にお粥を持っていくと、ひなたのそばに座り、思い出の曲でもあるジャズのスタンダートナンバー「On the Sunny Side of the Street」を優しく歌って聴かせる。英語の歌に驚くひなたに対して、るいはこの曲が彼女の名前の由来になっていることを明かしながら「ひなたが“ひなたの道”を歩けますように」と伝える。

 一方その頃、錠一郎は条映太秦映画村にいる五十嵐の元を訪れていた。錠一郎は五十嵐に、自身が若い頃ジャズトランペッターだったことや夢をあきらめざるを得なかったことを告白。役者をやめる決意をした五十嵐に「これからいろんなことがあると思うけど、それが五十嵐くんの選んだ道やったら、きっとそれが…それは五十嵐くんの“ひなたの道”になるから」と語りかける。


 第90回はるいと錠一郎がひなたと五十嵐を励ます姿と、夫婦の馴れ初めやひなた誕生などの回想シーンが交錯して描かれるというエモーショナルな展開となった。放送中からネット上には「朝から泣いちゃうからほんとやめて…」「今日だめだ。涙止まらん。呟けない」「涙腺崩壊。神回」などの声や「るいもジョーも本当にいい親になってる」「今日はるいとジョーが優勝」「大月夫妻が、かっこいいわ。カッコ良すぎるわ」といったコメントが相次いでいた。