女優の福原遥がヒロインを務める連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK総合ほか)の追加キャストとして、山崎紘菜、濱正悟、醍醐虎汰朗、佐野弘樹の出演が決定。連続テレビ小説初出演の4人からコメントが寄せられた。
【写真】『舞いあがれ!』で朝ドラ初出演する山崎紘菜、濱正悟、醍醐虎汰朗、佐野弘樹
連続テレビ小説第107作となる本作は、1990年代から現在までを舞台に、ヒロインがものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生のドラマ。
このたび、ヒロイン・岩倉舞(福原)が航空学校で出会う人々が発表された。
山崎が演じるのは、おしゃれやメイクが大好きな帰国子女であり、女性機長となることを目指す矢野倫子。矢野は、舞と航空学校の寮で同室になるルームメイトで、商社で働いていたが、男性が優先される職場で悔しい思いを重ね、思い切ってパイロットになることを決意する。
山崎は「倫子は、平等で公平な価値観を持った、芯のある強い女性です」と自身の役についてコメント。さらに、「朝ドラへの出演は密かに自分の中でずっと抱いていた目標だったので、今作で夢をかなえることができ、うれしい気持ちでいっぱいです」と朝ドラ初出演への思いを明かしている。
濱が演じるのは、夢だったパイロットを諦められず、勤めていた役場を退職して航空学校に入学する中澤真一。妻子がいるが、妻との間には溝ができ始め、気をもみながらも訓練に励む。
濱は「台本をいただいてようやく実感が湧き、衣装合わせで大阪に行って気持ちが高ぶり、クランクインに向かって現在ワクワクしながらも、これから訪れるであろうたくさんの課題と試練の濃さに驚き震えています」と本作へ前向きな言葉をつづった。
また、母1人子1人の苦学生で、奨学金で学校に通う吉田大誠役を演じるのは醍醐。醍醐は「吉田大誠という、思いやりがあり優しく、夢のある青年を丁寧に創っていけたらなと思っています」と、無理を言って航空学校に入学させてくれた母を気遣っており、自分が操縦する飛行機に母を乗せることを夢に見る吉田について語っている。
さらに、有名スーパー「水島ストア」の社長の息子で、舞や同じチームで訓練を続けるクールな柏木と対照的に、明るく周りを盛り上げるムードメーカー的存在となる水島祐樹役を佐野が務める。
また、国際線のパイロットの父と、元CAの母を持つ航空一家出身のエリート・柏木弘明役で目黒蓮(Snow Man)の出演も発表されている。
連続テレビ小説『舞いあがれ!』は、NHK総合ほかにて2022年秋スタート。
新キャストのコメント全文は下記の通り。
朝ドラ『舞いあがれ!』新キャストコメント全文
■山崎紘菜
朝ドラへの出演は密かに自分の中でずっと抱いていた目標だったので、今作で夢をかなえることができ、うれしい気持ちでいっぱいです。私が演じる倫子は、平等で公平な価値観を持った、芯のある強い女性です。そんなすてきな役を任せていただけたことへの喜びと緊張で、今からどきどきしています。空を飛ぶことはひとりではできません。反対に言えば、協力し合えば人は空をも飛ぶことができます。そんな勇気と希望を皆様にお届けできるように頑張ります。
■濱正悟
夢にまでみた朝ドラへの初出演が決まりとてもうれしく、感謝の気持ちでいっぱいです。台本をいただいてようやく実感が湧き、衣装合わせで大阪に行って気持ちが高ぶり、クランクインに向かって現在ワクワクしながらも、これから訪れるであろうたくさんの課題と試練の濃さに驚き震えています。崖っぷちでまっすぐでワケありで時折ズレてしまう中澤ですが、ご一緒させて頂く皆様とともに飛び立てるように精いっぱい頑張りたいと思います!
■醍醐虎汰朗
僕自身、初の連続テレビ小説の出演になります。このすばらしい作品に参加することができ光栄に思います。航空学生の役ということで新しい知識を得られることや見たことがない景色に出会えることが楽しみで心が高鳴ります。パイロットと聞くと、専門性を必要とする厳しく難しい世界というイメージがあったのですが、役への理解を深めていく過程で航空学校のことや、コックピットについて学ぶ機会があり、たくさんの驚くような発見がありました。皆さんもドラマの中でこういう世界もあるのだと楽しんでいただけたらうれしいです!吉田大誠という、思いやりがあり優しく、夢のある青年を丁寧に創っていけたらなと思っています。
■佐野弘樹
連続テレビ小説「舞いあがれ!」に参加できて本当にほんとうにうれしいです。初NHK。初朝ドラ。初めてづくしで緊張と興奮がせめぎ合っていますが、地に足つけて、すてきなキャスト・スタッフのみなさんとともに、見てくださる方たちの心に残る作品をお届けできるよう真摯(しんし)に頑張ります。